新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

遂に「アベノミクス偽装」が露わになってしまった

2019年01月24日 11時42分42秒 | 政治

先ずは、安倍晋三の語彙力の程度の確認を!


そして、安倍晋三広報メディアたちの動きをバッサリ!

 
賃金上昇率を下方修正 毎月勤労統計不正で再集計 昨年分、最大0.7ポイント 過大な経済指標明白に
 
 
               【西日本新聞より】

さて、先週「2018年の自殺者9年連続減=2万598人、37年ぶり低水準-厚労省」というニュースが流れ、一瞬嫌な思いが頭を駆け巡ったのだが、それが現実的になった。
 
元大蔵省の理財局資金企画室長から内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官などを歴任したあと、2006年から内閣参事官(官邸・総理補佐官補)になった大学教授ならば、どこから見ても立派な「御用学者」であろう。 
  
自殺者の減少は金融緩和政策の『成果』だと考えている」御用学者先生が早速この件を取り上げていた。
 
 「『殺者減少』はアベノミクスで失業率が低下した成果だ」 
 
警察庁では、自殺の原因・動機を、家庭問題、健康問題、経済生活問題、勤務問題、男女問題、学校問題、その他に分けている。
 
そして、遺書などの自殺を裏付ける資料により明らかに推定できる原因・動機を、自殺者1人につき3つまで計上可能とし統計をとっている。
 
そのため、自殺の原因や動機が特定された人の数と、その原因・動機とされた要因の合計数は一致しないが、6つの要因のうちの家庭問題、健康問題、経済生活問題、勤務問題、男女問題、学校問題については、全体に占める割合は年によって大きく変動はしない。
 
だが、原因や動機の中で、健康問題と失業などの経済生活問題が占める割合は、年によって大きく変動し、その度合いは景気の動向に密接に関係がある。
 
 具体的には、景気が悪く失業率が高くなると自殺率は上がり、逆に、好況で失業率が低くなると自殺率が下がる傾向がある


 
少なくとも上図を見る限り「失業率と自殺率」の相関関係があるように見える。
 
だが下図の年代別死亡自殺率の推移をみれば、20代から60代までは前年比で減少しているが、全体では17年の自殺者数は前年比で576人減に過ぎない。

      
 
果たして減少した576人の内、アベノミクスの成果で減少したというエビデンスはどこからでてくるのか。               
 
むしろ、20歳未満は前年より0.2ポイント上がったということの方が社会的には問題にすべきことであろう。 
 
まあ、御用学者なので強引にアベノミクスの成果の如く吹聴したいのだろうが少々無理があるようである。



いままでアベノミクスを礼賛してきた連中は、今後「アベノミクス偽装」に対してはどのような繕い記事を発信するのだろうか見ものである、とオジサンは思う。


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