新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「総理、いつ、総理の座から降りて頂けるのでしょうか?」

2019年07月18日 11時10分18秒 | 安倍晋三

デビュー時より「サヨク」を自称し、その後「ヒコクミン」を名乗るなどして体制を皮肉る立場を取っていたが、1991年、湾岸戦争への自衛隊派遣に抗議し、柄谷行人、中上健次、津島佑子、田中康夫らとともに『湾岸戦争に反対する文学者声明』を発表した作家の島田雅彦。
 
法政大学国際文化学部教授という肩書だが、若い頃から映画やテレビドラマなどにも出演しており、「俳優」としては、「元俳優」の山本太郎となにか通ずるところがあるかもしれない。
 
先週12日には候補10人が東京・JR品川駅前に集結し「れいわ祭」と称した演説会に応援演説をした嶋田雅彦の演説内容が評判を呼んでいる。
 
言っていることが余りにも真っ当で反論を挟む余地がない程で、これでは今の日本のテレビ局はとてもじゃないが放映することができないくらいに、安倍政権には痛烈な一撃を与えていた。
 
「国民が生まれてから死ぬまでに払う税金の総額はどれくらいなのか。生涯に稼ぐお金の2割以上は税金で持っていかれてしまう。これは政府に搾取されてるといっても、過言ではない。ですから、国民はもっと税金を公平に、有益に使えと政府に要求する権利がある」
 
「年金資金をバクチまがいの株式運用に回して損失を出したのだから、年金返せと言うべきなんです。防衛上は、ほとんど意味のないミサイルを配備したり、演習にしか使わないポンコツの戦闘機を爆買いしてアメリカに無駄金を貢いでいることに、もっと怒っていいんです」
 
「さらに政府は消費増税をし、家計を圧迫し、なけなしの預貯金さえも搾り取ろうとしています。そんな泥棒政権をのさばらせていいんですか」
 
「政府が絶対多数の国民に全く関心を払わないのだから、何を言っても無駄と諦めが支配してしまっています。国民は政治的無関心に誘導され、日本がどうなろうと知ったことかと思わされています」

「首相や閣僚、その不愉快な仲間たちがどんな不正を働いても国民は知らんぷりしてくれる。まさにそれこそ政府が望むところで、白紙委任状を受け取ったつもりでやりたい放題やっている」

「国民は虐待されている子供ですか? 私たちは大人なのだから、この不愉快極まる現状を変えなければなりません」

「有権者が無知で無関心でいる限り、悪政は続くでしょう。礼儀正しく、おとなしく、他人を攻撃せず空気を読む。そんな人々の沈黙の同意によって、不正や陰謀が見過ごされるのです」
 
「彼らは税金を私的に乱費し、国民の財産を盗みましたが、本当の宝は奪えません。その宝とは、『私たちの良心』です。一方、彼らが私たちから気前よく買ってくれたものがあります。それは『私たちの恨み』です。私たちの良心を奪えぬまま、恨みばかり買ったので、彼らは悪事を全うできず、再来週(投開票日)には断罪されることになる」
 
当然、このような演説を一切無視しているメディアへの批判は強い。
 
「90年代の新党ブームの頃のメディアには、選挙を盛り上げようとの心意気を感じましたが、今や『寄らば大樹の陰』。政権側に遠慮して『れいわ』の破壊力にフタをし、選挙戦を盛り下げている印象です。国政の行く末を決める選挙なのに、この無気力は深刻です」(政治評論家・森田実)
 
「れいわの掲げる弱者救済策は、英国のジェレミー・コービン党首の労働党や米国のサンダース派など、欧米で右派ポピュリズムに対抗して台頭する『反緊縮』の潮流とも合致しています。極端な右派に支配された安倍政権と対等に渡り合えるエネルギーを持つ野党政治家は、残念ながら山本代表しか見当たらない。92年の参院選では、発足2カ月足らずの『日本新党』が比例区で4人当選。翌年の衆院選で大躍進し、細川元首相が非自民連立政権を樹立する大きな足がかりとなりました。れいわが下馬評を覆し、今回の参院選で2~3議席を得れば弾みがつく。1年以内と言われる総選挙まで勢いを増幅すれば、劇的展開の予兆すら感じます。少なくとも野党再編の中心となれる可能性は秘めています」
(高千穂大教授の五野井郁夫)
 
参院選での山本太郎の演説を初めて聞いた聴衆はかなり興奮した面持ちだったらしいが、山本太郎は既に2年半前の参議院本会議で皮肉たっぷりの「ほめ殺し」質問を安倍晋三に浴びせ、最後には「総理、いつ、総理の座から降りて頂けるのでしょうか?教えてください。」と、野党議員ではも絶対に口に出せない痛烈な一発を放っていた。
 

    【初めから10分40秒迄を!その後は官僚作成文章の朗読中の安倍晋三の答弁】
 
全国各地の熱狂が少しでも投票率のアップにつながれば、ひょっとして永田町の景色も少しは変わるかもしれない。
 
明日からの大詰めの街頭演説スケジュールを提示しておく。
 
7月18日(木) 山本太郎 計3本
12:00-13:30 福島・福島駅東口
15:30-16:30 栃木・宇都宮駅西口
19:00-20:00 茨城・水戸駅南口デッキ
 
7月19日(金) 山本太郎 計2本
12:00-13:00 愛知・名古屋栄松坂屋前
17:00-20:00 東京・品川駅港南口「れいわ祭2」
 
7月20日(土) 山本太郎 計3本
12:00-13:00 山梨・甲府駅南口
16:00-17:30 東京・多摩センター駅南口
16:00-20:00 東京・新宿駅西口小田急デパート前「新宿センキョ」   
 
ところで、参院選最中にこんな不祥事が露見した。


 
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また魔の3回生 自民「石崎徹」議員が秘書にパワハラ、暴行…音声公開>
 週刊新潮 2019年7月25日号掲載
 「このハゲー!!」の豊田真由子元議員を筆頭に、路チュー不倫の中川郁子氏、重婚ストーカーの中川俊直氏といった面々が並んだ自民党「魔の3回生」。ここに新たな名を刻むのが、石崎徹代議士(35)だ。秘書がパワハラ、暴行を受けたと警察に被害届を提出していた。
 ***
 もっとも石崎議員のスキャンダルが取り沙汰されるのは、今回が初めてではない。3年前には週刊新潮が、女性秘書へのセクハラ&二股交際を報じている。これをきっかけに「『安倍チルドレン最凶のチャラ男』なんて呼び名まで付きました」(政治ジャーナリスト)という石崎議員、今度はパワハラと暴行で告発された。自民党関係者はこう語る。
「彼は新潟が地元ですが、永田町では『パワハラ』議員として有名。秘書が次々逃げ出すことで知られていました。最近、その一人が暴行を受け、ついに耐えかねて、被害届を新潟県警に持っていったというんです。その一部始終を録音したICレコーダーまで提出済だそうで……」
 事情に詳しい後援会関係者が語るその“手口”は、以下のとおり。
「仕事上のミスをあげつらって“バカ”“死ね”の連続。私たちの前でもやりますから酷いと思っていましたが、実際は暴力まで振るっていたんです。この春には車の運転にケチをつけ、肩を何度も殴ったとか」
 堪忍袋の緒が切れた秘書は、診断書をもらい、6月頭に被害届を提出。捜査の妨げにならないよう勤務を続けていたが、この7月、今度は石崎議員に蹴りを食らわせられる事件が起きた。それで、事務所を辞めたという。
 石崎氏は取材に「秘書に暴力を振るったことはありませんよ。暴言もない」と否定するが、件の秘書は「警察との約束があるので今はお話し出来ませんが、時が来ればきちんとお伝えしたいと思っています」と“含み”のある回答だ。
 先述のとおり石崎議員は“パワハラ”議員として鳴らしてきた。事務所関係者は「歴代の秘書の中には、いざという時のために暴言を録音していた人も複数いるようです」と語り、実際、週刊新潮はそのデータを入手している。
 そこに収められているのは「バカが死ねお前」「お前死んだ方がいいぞ」といった暴言のオンパレード……。デイリー新潮でこの音声動画を配信すると共に、7月18日発売の週刊新潮で本件を詳しく報じる。
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     【“死ねお前”“バカが”魔の3回生「石崎徹」代議士のパワハラ音声】
 
このような「出来そこない魔の3回生」の産みの親はまぎれもなく安倍晋三である。
 
参院選後には、「安倍首相、9月前半に内閣改造 自民党役員人事も」という予定らしいが、内部から「総理、いつ、総理の座から降りて頂けるのでしょうか?教えてください。」という声が自民党内から沸きあがるような結果になれば日本は少しは救われるかもしれない、とオジサンは思う。 
 


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