新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

4年前の情熱が冷めてもあきらめてはならない

2021年10月30日 10時21分58秒 | 衆院選挙

昨日は、「そろそろ戻りたいコロナ禍と維新以前に」とのタイトルで「経済保守の維新」が蔓延っている大阪の実情を紹介したが、東京では、山本太郎が「【自民党よりも、 より悪質なのが維新】選択肢としては絶対に入れないでいただきたい。この国を切り売りする、そういう勢力がこの国で跋扈している」と痛烈に維新批判をしていた。


 
ところで、アベスガ内閣で「副総理兼財務相」に居座っていたアホ太郎こと麻生太郎が、自民党の副総裁として、各地で遊説しているのだが、あいかわらず「無知で無恥」の老人の醜態をさらけ出し、連日オウンゴールの勢いである。


 
岩手県といえば、 4年前の総選挙の時に、失言王の自民党議員からこんなトンデモ発言があったことを思い出す。
 
自民・丸山和也『脳がおかしい』発言報道に小沢一郎側『岩手県の全有権者を愚弄』と激怒」 
 
どうやら自民党にとっては岩手県というよりも、「小沢王国」に激しい怨念が消えないのかもしれない。
  
いずれにしても大手メディアの選挙予測報道とは裏腹に自民党内には危機感が大きいのだろう。
 
そんな情勢からなのか、自民党の極めて閉鎖的な総裁選では連日連夜、「騒祭戦」報道に余念がなかったメディアが、「政権選択」の総選挙に関する報道が極めて少ないと多くの指摘が上がっていた。

さて、今朝のスポーツ紙のコラムがこんなことを書いていた。
 
 「【政界地獄耳】選挙に負けたら安倍・菅政権のせい?
  
★日曜日には衆院選挙の投開票が行われる。国民の中には安倍・菅政治への思いや怒り、コロナ禍で生活や環境が激変したことへの「元の生活に戻るかどうか」とした期待と不安も選挙の争点として見え隠れしただろう。「自分の一票で政治や生活が変わるはずがない」という心理が働くのは政治が国民のためや正義につながるというイメージが社会に定着していないからだ。政治のニュースはベテラン議員が若い議員の声を無視して押し通す話や、超法規的にものをまとめるシーン、野党が強硬に委員長のマイクを奪おうとする「強行採決反対」のシーンがよみがえるからかも知れない。
★また、野党はなんでも反対するという思い込み。今年6月までの今国会での立憲民主党の政府提案の法案賛成率はおよそ70%。ことにコロナ禍で国民生活に可及的に通すべき法案はいくつかの修正を加えて野党の賛成でスピード可決している。ところが官邸だけで決めた出来の悪い「アベノマスク」や給付金などの制度や仕組みは議会の審議を経ていないため、処理や対応が遅かったりと国民に迷惑をかけ、政治不信につながった。政府が10万円の給付を決めてから国民の手元に届くまでどれほどの時間がかかったか思い出してみていただきたい。
★首相・岸田文雄は今回の選挙を『未来選択選挙』と位置付けた。だが国民はコロナ禍の対応という過去の政府の仕事への評価をしようとしているのではないか。政治的には安倍・菅政権の通信簿の結果発表だ。ところが岸田政権はその言葉に乗じて「選挙で負ければ安倍・菅政権のせい。岸田政権の票ではない」とうそぶく。政治は連続性だ。菅政権と劇的に政策が変わったのならその言い方もうなずけるが、岸田政権は前幹事長・二階俊博や前首相・菅義偉を排除して代わりに甘利明を幹事長に据えた。これでは安倍・菅・岸田政権は負の連続を続けていると国民からは思われるだろう。投票結果でこの選挙の国民の本当の争点が見えてくるはずだ。

 
「投票結果でこの選挙の国民の本当の争点」を明らかにするには、やはり明日は投票に行かなければならない。
 

 
思い起こせば4年前、小池百合子の「希望の党」から「排除」され、まっとうな民主主義を掲げて立憲民主党が結成され、多くの国民に真の希望を与えていた。
 

 

立憲民主党・枝野代表の演説〜10.19秋葉原街宣   
  
残念なのは今回の立憲民主党からはこのような情熱がなくなってしまったことであり、当時の支持者たちが本当に「一緒に戦っている」かどうかが、明日の投票結果に表れるのであろう、とオジサンは思う。 
  

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