新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

どちらが先か、新型コロナウィルスと安倍晋三の「終息」

2020年03月10日 10時27分14秒 | 安倍晋三

「公訴権を独占する検事と他の公務員の『違い』にこだわらない首相が、今、『インフルエンザウイルス』と『新コロナウイルス』の違いにこだわり、対策実施をさらに1週間遅らせる理由が全く不明である。1週間の政治休戦を望む首相の動機は他にあると疑いたくもなる。」と慶応大名誉教授の小林節が言っていた。
 
さらに、「権力の私物化に起因する醜聞が続々と噴出してとどめを知らない今、『野党を黙らせたい』と首相が考えているのではないか? と私は『合理的推論』を働かせてしまう。」とズバリ安倍晋三の魂胆を見抜いていたようだ。
 
 「政治休戦が目的?新型肺炎で法改正という名のサボタージュ」(日刊ゲンダイ)
  
まさに安倍晋三の「野党を黙らせたい」という狙い通り、野党第1党の立憲民主党が賛成してしまい今週末には法案は可決するという。
 
『緊急事態宣言』可能にする法案 13日成立へ」によると、「万が一に備えるための法案」のため、自民党の岸田政務調査会長は、「法律に従って丁寧に運用していく中で国民の理解を得ることが大事だ」なので国会の事前承認は否定的で、さらに自民党の森山国会対策委員長は、「できるだけ国会に事前に通知することが大事だ。」と言いながら、「与野党の協議が整えば、付帯決議に盛り込めばいい」と効力のない付帯決議でごまかそうとしていた。


立憲民主党内からも、こんな声があった。


そして枝野幸男代表のこのツートが波紋を広げた。


この党首のツイートを「かなり杜撰」と切り捨てた、1か月前、「『法曹女子』対決は元検事の完勝」でつぶやいたように、森雅子法相を徹底的に理詰めで打ち負かした検事出身の立憲民主党の山尾しおりがリプライツイートを含めて連発していた。


立憲民主党は、民主党政権最後の野田佳彦首相の時に消費税増税を「三党合意」で決めたという忌まわしい過去を引きづっているらしく、消費税増税に関しての積極的な反対や提言ができなかった。
 
山本太郎が掲げる「消費税5%に減税」という提案にもおいそれと乗れず、野党統一に水を差している。
 
さらに、本来ならば民主党政権時代に成立した「新型インフルエンザ等特措法」の「等」という言葉を「安倍政権お得意の拡大解釈」すればすぐにでも適用できるわけであるから、改正は一切必要がないと正面から反対すべきだった。
 
結果的には「瀬戸際」だった安倍晋三へのアシストになってしまった。
 
そしてこの緊急事態は進んでいるにもかかわらず、大本営発表が行われていた。


まあ、どこから見ても誰でもが「もはや五輪はムリ」と感じているかもしれない。
 
ところで、参院予算委員会では昨日集中審議が行われ、今年の「桜を見る会」を中止に追い込んだ共産党の田村智子議員が、安倍昭恵と「反社」の人物との関係を安倍晋三に追及していた。
 
昭恵氏事業に資金 否定できず 首相確認拒む 「桜」参加マルチ社長
 

   安倍昭恵UZUハウスと「よつば商法」田村智子【14分】3/9参院・予算委 
 
冒頭紹介した小林節教授の、「権力の私物化に起因する醜聞が続々と噴出してとどめを知らない今、『野党を黙らせたい』と考えている」安倍晋三と「COVID-19」が一緒に「終息」してほしいものである、とオジサンは思う。
 
  

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