新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

戦争しないというのは日本の国是である

2019年05月14日 12時17分17秒 | 戦争と歴史

「わが国の経済について、雇用や所得など内需を支えるファンダメンタルズ(基礎的条件)はしっかりしている。リーマン・ショック級の出来事が起こらない限り、消費税率を10月に引き上げる予定だ」と5月13日の記者会見で菅義偉官房長官は従来と変わらぬ認識を強調していた。
 
その本音は、「リーマン・ショック級の出来事」が起これば当然消費税率の引き上げは再延期するという含みを持たせているのだろうが、現実は、「景気『悪化』に引き下げ 6年2カ月ぶり 3月動向指数」という状態になってきていた。
 


                  【朝日新聞DIGITALより】 



東京新聞は、「景気、6年2カ月ぶり『悪化』 3月動向指数 中国の減速響く」の中で今後の動きを図示していた。
 
            
               【東京新聞より】
 
7月初めには参院選の公示がなされる予定なので、その前に消費税率の増税の如何を決定しなければならない。
 
今回の参院選では、憲法改正に前向きな与党と日本維新の会などの「改憲勢力」が発議に必要な3分の2を維持できるかが最大の焦点である。
 
したがって選挙結果は安倍晋三首相の改憲戦略に決定的な影響を与える事になる。
 
現有議席は自民会派離脱中の伊達忠一参院議長を含め164で3分の2(162議席)をわずかに上回る。

だが今回は参院の定数6増に向けて議席数が3増えるため、3分の2の維持には164議席が必要となり、改選議席でも現有と同じ87議席の確保が不可欠となる。取りこぼしができない状況が与党側の焦りとなっているようである。
 
首相のトラウマ 参院選1人区に自民テコ入れ


            
                   【毎日新聞より】

現在の安倍政権は公明党との連立内閣であるが、自公の議席数だけでは3分の2以上の議席には届かず、日本維新の会の議席も必要となる。
 
その日本維新の会の中でも「鼻つまみ者」の丸山穂高衆院議員が、国会議員としてはあろうことか、言ってなならぬことを口走ってしまった。
 
その前に、3年前にはある不始末から、「禁酒宣誓書」を出したと公表していた。

あくまでも「禁酒」であり「断酒」ではなかったらしい。
 
もちろん、国会でも東大出の元経産省の官僚上がりとして、内容的には「?」なのだが、熱弁を振るっていたこともあった。


それでも、酒には節操がない男で、酔った勢いが単なる若気の至りでは済まされない事態にまで発展していた。
 
北方領土『戦争しないと…』維新・丸山議員 国後元島民へ発言

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丸山穂高議員:「戦争でこの島を取り戻すのは賛成ですか?反対ですか?」
 元島民・大塚小彌太さん:「戦争で?」
丸山穂高議員:「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか?」
 元島民・大塚小彌太さん:「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」
丸山穂高議員:「でも取り返せないですよね?」
 元島民・大塚小彌太さん:「いや、戦争はすべきではない」
丸山穂高議員:「戦争しないとどうしようもなくないですか?」
 元島民・大塚小彌太さん:「いや、戦争は必要ないです
 元島民・大塚小彌太さん:「私は真っ向から反対致しました。そこについては、戦争で取るとか取らないとかそんなこと私は聞いたこともありませんしね」
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そして丸山議員は酒に酔って騒いだことについては謝罪していた
 

                 【毎日新聞より】
   11日夜の発言について団員の前で謝罪する丸山穂高衆院議員=12日午前、国後島古釜布で同行記者団撮影 
 

どうやら謝罪レベルでは済まない国際mん台にまで発展そそうな状況になってきている。
 
丸山議員発言、ロシア上院委員長が批判」  

まさに「バカにつける薬がない」議員失格の男には、今は亡き落語界の奇才といわれた立川談志のこんな言葉を贈りたい。
 
酒は人間をダメにするものではない。人間は本来ダメなもので、それを分からせてくれるものが酒だ
 
このクズ議員がどんな酒を飲んだのかは知らないが、少なくとも、「丸山穂高という人間」が本来ダメなものであることを国際的に明らかにしたことだけは確かである、とオジサンは思う。 


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