新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

腐れ行く安倍内閣と崩壊する法治国家

2020年02月20日 11時48分18秒 | 政治

昨日、「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機だった」という少々過激なタイトルのつぶやきの中で、「ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」という 神戸大学医学研究科感染症内科教授の岩田健太郎教授の「告発動画」を紹介し、その後メディアも後追い報道し、さらに国会でも取り上げられていた。
 
しかし、YOUTUBE側への圧力がありその動画は削除されてしまった。
 
明らかに政権側の失態を糊塗するような動きがあったのであろう。
 
再度、掲載しておく。
 

 

 
どうやら岩田健太郎教授の告発の通りのことを国立感染症研究所が認めたようである。
 
クルーズ船 客室待機後も感染広がったか 国立感染症研究所

  
  
さて、今回の「COVID-19」問題を政権維持に利用とする輩が自民党内にいたらしい。
 
安倍政権内部で新型肺炎は“神風邪” 憲法改正に利用の動きも」 
 
安倍総理にはまだ悪運がある。本来なら、今国会はIR汚職や桜を見る会問題などの不祥事追及で窮地に陥ってもおかしくなかった。そこに新型肺炎の流行で国民の関心が外に向いた。官邸は上陸を水際で食い止めることができれば支持率も上がると張り切っていて、武漢からの政府チャーター便を国会審議の時間帯に合わせて帰国させるなど、巧妙に利用している」 
 
 
そして安倍内閣の閣僚の中にも、国民の生命を「二の次」として、おのれの選挙区の支持者向けの「用務」に勤しんでいる輩が存在していた。
 
3閣僚が肺炎対策本部会合を欠席 地元イベント優先

  
改めて、頭が腐った組織の連中の腐敗振りが露見したようであった。
 
さらには、安倍晋三にとって明らかな不利な証言や証拠を権力側が恫喝で封じ込めてしまうことが起きている。
 
自)森山氏、自身の『ホテル側が謝罪』発言を修正
 
 
<忖度なしの外資系が…ANAホテル沈黙は安倍自民の口封じか>
 2020/02/19 日刊ゲンダイ 桜を見る会の前日に開催されてきた首相後援会主催の「前夜祭」問題で新展開だ。安倍首相はこれまで不自然な珍答弁で政治資金規正法違反疑惑に頬かむりしてきたが、安倍首相の答弁を「否定」し、根拠を見事に崩壊させたのが、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で、SNSを中心に拍手喝采が起きていた。ところが、18日夜突如、雲行きが怪しくなってきた。安倍自民がホテル側に「口封じ」した可能性があるのだ。
 事の発端は17日の衆院予算委員会だった。立憲民主党の辻元清美議員が、過去に前夜祭の会場となったANAホテルから得た回答を基に追及。「ホテル側への支払いは参加者個人が行った」「会場ホテルは参加者に宛名のない領収書を発行した」「ホテルは後援会に明細書を発行しなかった」――。安倍首相が繰り返してきた珍答弁について、ホテル側は全て「そういったことはございません」と辻元氏に回答したのだ。
 これに安倍首相は「(ホテル側は)辻元氏にはあくまで一般論で答えた。個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない」と反論。すると今度は、ホテル側が複数のメディアに対し「『個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれない』と申し上げた事実はございません」などと再度、真っ向から安倍答弁を否定したのだった。
 珍答弁の根拠を見事に崩したANAホテルに18日、SNSには「がんばれANAホテル」「ANAホテルを全力応援」と支援コメントがあふれ、“拍手喝采”状態。ツイッターでは「ANAホテル」がトレンド入りするほどの盛り上がりになった。
 ANAホテルが安倍首相に“忖度”せず、毅然とした態度を取ったのには理由がある。もともとANAホテルは全日空傘下だったが、2006年12月、全日空と英ホテル大手「インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)」の業務提携に伴い、IHGと全日空の共同出資会社の傘下となった。共同出資会社への出資比率はIHGの75%に対し全日空は25%。ANAホテルは事実上、IHGが運営を担う「外資系」ということ。幹部に“アベ友”がいる全日空とは違うのだ。全日空の広報担当者も「当社はANAホテルの運営に直接関与していません」と強調したほどだ。
 経済ジャーナリストの井上学氏は、「宛名なしの領収書発行や明細書を出さないケースが一部でもあると認めてしまえば、コンプライアンスに反するばかりか、ホテルの信用まで傷つけかねない」と今回のANAホテルの姿勢を評価。“一流ホテル”として至極まっとうな見解だったはずだが、ここへきて雲行きが怪しくなってきた。
■日刊ゲンダイの質問状にも返答なし
 森山裕自民党国対委員長は18日、ANAホテルの主張と安倍首相の答弁が食い違う理由について「野党は広報に、安倍事務所は営業に尋ねた」からと説明。さらに、「ホテルのしかるべき方が『大変ご迷惑をかけている』と党本部に来たと聞いている」とも語った。踏み込みすぎたANAホテルに“お灸”を据えるため、党本部に呼びつけたとみるのが自然だ。
 日刊ゲンダイは18日昼、ANAホテルにメールで質問状を送信。夕方に広報から「必ず本日(18日)中に返答する」と連絡があったものの、結局、返答はなかった。時事通信の取材には「国会での質疑に関しては、返答を差し控える」との回答だったという。
 たった1日で口が堅くなったのは、“お灸”が効いたからだろう。官僚ばかりか民間企業まで“口封じ”してしまうのだから、改めて安倍自民は空恐ろしい組織である。

 
まだまだ、こんなことも起きている。
 
人事院局長、自らの答弁を撤回 検事長の定年延長問題」  
 
あまり大きな問題になってはいないようだが、明らかに「黒」だった政権の解釈変更を「白」と認めたことになる。

もはや、腐れ行く安倍内閣と崩壊する法治国家そのものになってしまった、とオジサンは思う。
  

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