トレラン用に、サロモンストアでSALOMON Sense Ride(サロモン・センスライド)を夏の終わりのセールで買って使用中。とても良い。
サロモンは、トレランシューズでは最大手のメーカーで、その中でもSense Rideはベーシックなモデル。が、フランスメーカーなので幅広の僕の足にはキツいかなと思ったけど、試着したところ意外なほど良い感触だった。サイズは28cm、というのは27.5cmの方がフィット感は良かったのだが、サロモンストアのスタッフ(トレイルランナー)から、トレランは下りでつま先がシューズ内で前にずれるので、足先に1cmくらいないと爪が痛い、と教えてもらったため。むしろ、縦長のサロモンのシューズはつま先のクリアランスを確保しやすくてベターなのかもしれない。(ロード用のランニングシューズを愛用している、アシックスがトレランに力を入れていないという事情もある。)
確かに、実際に履いて山を走ってみるとやや大きめの感じで、マージンがちょうど。トレランの場合、厚めの靴下を履くことが多い事情もある。
調整用のワイヤーは手軽でかつ便利で、クッション性が高く履き心地がとても良い。アシックスのゲルカヤノよりも柔らかいかも。トレラン初心者は、とりあえずこれで、と勧められるシューズである。初めてのトレランで4時間近く走っても、ほとんど痛みや不快感が出なかった。重量も普通のランニングシューズの比較しても気にならない。
(ただ私の場合、しばらく履いてみると、もっと靴底が固くて滑り止めのブロックの大きい方が自分の好みかもしれないなとは思う。)
なお、サロモンストアで購入する時、ゴアテックスバージョンにした方が良いのか聞いてみたところ、ゴアテックスはおススメしないと。トレランではシューズの中が濡れたり蒸れたりするのは当たり前で、透湿性が高いというゴアテックスでも、やはり通常のシューズよりも乾きにくいからとのこと。ゴアテックスが有利なのは、冬にどうしても濡れて冷たくなりたくないという状況くらいらしい。
やっぱり、実店舗に行って、知識と経験のあるスタッフの話を聞きながら機材を選ぶのが大事だなと改めて思った。