9月4日の記事に続いて2つ目のクロスワードです。
やっぱり、前回同様「ヒントの文章からして時代を感じさせるものもチラホラ」ですね。
・・・・ヨコのカギ・・・・ 1.ポーの名作。壁に浮かぶのは○○○○の影。 4.鎌倉時代の紀行。東海道を下る。 8.中勘助の作品「銀の○○」。 9.二葉亭四迷の処女作。 11.「坊っちゃん」の作中人物○○は越後の笹飴が大好き。 12.石井桃子の長編童話「○○○○○雲に乗る」。 14.「レ・ミゼラブル」の邦題は「ああ○○○○」。 15.福永武彦の作品。主人公は画家。 17.カンダタがつかまった救いの綱は? (芥川龍之介の作品。) 19.「三四郎」に始まる三部作の最後の作品。 20.萩原葉子の女流文学賞受賞作「○○○○の家」。 21.「源氏物語」の第3巻<空蝉>は何と読む? 23.<楽浪(ささなみ)の 志賀の○○○○ 幸(さき)くあれど 大宮人の船待ちかねつ> ──柿本人麻呂。 24.イプセンの劇「人形の家」の主人公。 26.<東京に空は無い>と言ったのは? 28.「番町皿屋敷」に化けて出るのはお○○さん。 29.何度か映画化された三島由紀夫の作品。 31.親友を裏切って、恋人を得た<先生>。漱石の作品。 32.「曽根崎心中」は、お○○・徳兵衛の心中物語。 | ・・・・タテのカギ・・・・ 1.ホイットマンの詩集。 2.「阿Q世伝」「藤野先生」の作者。 3.泉鏡花「○○○聖」は幻想的な物語。 4.大和三山のひとつ○○山。 5.江戸川乱歩の短編。 6.元禄時代の読み物○○○草子。 7.江戸時代後期の戯作者、山東○○○○○。寛政の改革で手鎖50日に処せられる。 10.源実朝の歌集「○○○○和歌集」。 13.遠藤周作の代表作。殉教に対しても神は○○○○したまま。 16.「野菊の墓」の作者、歌人。 17.野間宏の作品。ブリューゲルの絵が素材。 18.<焼け跡・闇市派>といえば○○昭如。 19.伊達騒動に基づいた山本周五郎の「○○○○は残った」。 22.「○○と六ペンス」、○○みれば ちぢにものこそ かなしけれ・・・・。 25.城山三郎の「○○○○燃ゆ」は広田弘毅首相の伝記。 26.「小諸なる古城のほとり」は、「○○○川旅情の歌」。 27.「雪国」のヒロインは、芸者の○○○さん。 29.カフカの小説。 30.「開いている窓」等の皮肉の効いた短編で知られるイギリスの作家。 |
«正解» (範囲指定すると現れます。)
【ヨコのカギ】
1= クロネコ 4= カイドウキ 8= サジ 9= ウキグモ 11= キヨ 12= ノンチャン 14= ナナ 14= ムジョウ 15= カイシ 17= クモノイト 19= モン 20= イラクサ 21= ウツセミ 23= カラサキ 24= ノラ 26= チエコ 28= イワ 29= シオサイ 31= ココロ 32= ハツ
【タテのカギ】
1=クサノハ 3=コウヤ 4=カグ 5=イモムシ 6= ウキヨ 7= キョウデン 10= キンカイ 13= チンモク 16= イトウサチオ 17= クライエ 18= ノサカ 19= モミノキ 22= ツキ 25= ラクジツ 26= チクマ 27= コマコ 29= シロ 30= サキ
5のタテや29のタテのヒントは短すぎて不親切ですね。オリジナルは極力短くしないと紙面スペースに収まらないという事情はあったのですが・・・。
漱石関係が3問もあります。推薦本のリストより、このクロスワードの方が受験生向きかも・・・。
32のヨコを見て思い出したのは、私ヌルボの高3の時の現代国語のテスト問題。「徳兵衛・治兵衛・忠兵衛・・・」等々のA欄と、「お七・梅川・・・」等々のB欄の中からカップルを選べというもの。5~6組くらいあったかな? できたのは「お七 – 吉三郎」くらいでした。あ、「安珍 - 清姫」というのもあったかも。
その国語の先生、ある時は「( )の中に漢字を入れて熟語を作れ」という問題を出題したのですが、見ると「( )女」というのばかりが10題。最初は「( 少 )女」とか「( 才 )女」とか<無難な>漢字を書いていたのが、だんだんアラレもない熟語を書かざるを得なくなって・・・。純朴だった当時の級友たちも難儀したと語っていたものです。(笑) 先生も楽しく採点したことでしょう。
「( )女」の問題には、たしか「数字は記入するな」というただし書きがあったような・・・。
今回は横の32と縦の17ができなかったので、空欄が二つ残ってしまいました。残念。
ところで、「( )女」の答えとして長女、次女、三女、四女、五女…と書いたらだめでしょうか。私が教師だったら○にしますけれど。もちろん生徒の立場だったら書きません。