少々感覚器官が鈍い私にも、秋の匂い、秋の高気圧、景色の鮮明さなどを五官で感じています。庭ではコオロギまがいのアオマツムシが、大音量で秋の夜長のしじまを突き切って鳴いています。
家の周りには草むらがないので、虫の合唱は聞こえないし、もし聞こえてもエンマコオロギ、鈴虫(は養殖かな?)キリギリス、くだんのアオマツムシくらいしか、聞き分けることができません。
これはクツワムシ、あの声は松虫とか教えてくれる指導者付の虫の声の鑑賞会があるなら、是非参加したいですね。本気で探せば、どこかでやってるのでしょうけれども。
庭の柿、サクランボは今が勝負どころ。今年は一個も収穫できなかった柿の実は、来年は去年の最高記録六個を上回りますよう肥料を施してやりましょう。
さくらんぼは今年、最高に出来が良かったので、引き続き来年もおいしい実がなりますように
正直、真夏にギブアップしかけました。ここ数年、ガーデニングを始めてから、初めてのことです。心に迷いがあったからです。かろうじて、枯らすことはありませんでしたが、ちょっと庭が荒れました。
今は、少し回復し、雑草も抜いてやることができました。心に余裕がなければ、草木の気持ちにもなれないし季節の移ろいも感じ取ることもできないものです。
美しいと思う事、かぐわしい香りを嗅ぐ、美味しい果実を味う、季節がくれる恵みを感じ取れる人でいたほうが、楽しいに決まってますものね