読み終えてまだ余韻が残っている琉球の史実を脚色した物語。その琉球の史実が『歴史秘話ヒストリア』のテーマでした。
若い頃、今日、新たに覚えた言葉や内容が、今テレビから流れて来ている、と言う驚きと感激に包まれる事に学習すればするほどに遭遇しました。
これらは決して偶然ではなく、学習していなければスルーしていた言葉や内容を、たった今、聞こえてきた音を敏感に拾い上げたからでしょう。
メディアが扱う題材のトレンドもあります。それに自分自身が乗っかっていることもあるでしょうが、今、関心ある事柄がテレビで語られるというのは、ますます興味が湧くものです。
琉球のお話でした。池上永一さんの琉球を語る世界は、史実をベースに架空の人々を登場させていますが、ヒストリアの中で語られる人物は、この人が物語のモデルでしょうと思う人がいます。琉球の変遷は物語には語られていない事実もたくさん有りました。
良くも悪くも、過去があって今があるのは誰もが承知ですが、沖縄の方々のアイデンティーは、どこにあるのでしょうか。この番組を見たら、今更ながら胸に迫ることでしょう。
知るほどに世界は広く大きくなっていきます。