この1年~2年はブログの更新回数が激減しています。鳴りをひそめているのは、この年齢なら病気をしているか、あるいは何か企んでいるか、単なるサボりかどれかです。
花の手入れもサボりがちです。植物はエサも欲しがらないし、散歩も連れて行けと鳴かないし、それでも健気にひっそりと花を咲かせてくれたりもする、心にやさしい愛すべきものだけれど、1か月間対面できない時は、もう諦めよう、水遣りから開放されるのもいいかもしれない、と考えたりしたものです。
それでもこのシンビジュームの鉢だけはどうか枯れないで欲しいとは思っていました。幸いその時期は真夏ではなく、たまの天の恵みや夫がかろうじて水遣りをしてくれていて生きながらえていた鉢でした。 5鉢ある中の2鉢に花芽が計5本出ているようです。シンビジューム株に目を凝らして花芽を見つけ出す喜びに今年も出逢えました。同じような経験のある方には共感いただけると思います。発見したときの喜びは言葉にできません。
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シンビジュームは華のある花です。20年~30年くらい前なら、華々しい高級プレゼント品の代表選手のような位置づけにありました。手軽に自分用に買おうと思える部類の花ではありませんでした。けれども農業技術革新のお蔭で、今ではちょっと手を伸ばせば届くところに来ました。
ならばこれらは?いえいえやっぱり自分で買ったものではありません。お手頃になったといえ、ランの鉢のプレゼントは嬉しいものです。ですから枯らさぬよう、また翌年にも花芽を付けるよう、あわよくば株を増やせるよう、他の花より多少ひいき目にしていました。”ランの肥料”なるものを2個3個鉢の隅っこに置いたりもしましたが、元来山に生えていた欄の改良型でしょうか、強い植物です。後は少々ほったらかしにして枯れない程度に水を遣っていれば、こんな花芽を付けるんですね。参りました、ありがとう!!