村田喜代子さんの著作にはまっています。
人を見たら蛙になれ を読み始めてからこれで6冊目です。
生い立ちを調べてみますと、共通項はまったく見出すことはできませんが、親や祖父母から聞いたせいか、映画で見たことがあるからか、幼少時に見聞きした遠い記憶のせいか、ずいぶんと共感するものがあります。
言わずと知れたことですが、作家さんって、膨大な読書家なんですよね。いったい何冊くらい読んだら、こんな物語が書けるようになるのでしょう。いや、何冊読んでも書けないものは書けないですけどね。
女性ならではの追及や展開、結末かと、つい先のページに目が行きたくなりますが、ネタバレするのが嫌で、次のページを手で隠しながら興味津々の世界に遊んでいます。
いつもなら3冊くらい読めば、他の作家さんのを読みたくなるのですが、今回はそうではありません。まだまだ厭きそうにないので、もうしばらくは図書館の”村田喜代子”の棚に返却されている新しい著書を楽しみに、今読んでいる本を楽しんでいます。(購入しても、若かったら再読もするでしょうが・・置き場にも困るものですから。)
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