この冬に水涸れで枯らしてしまったと思っていたガーベラが、気がつくと葉っぱはほぼな無く、いきなり花を咲かせたのです。”忘れてない?私たちは健在よ!”と言わんばかりです。
ごめんなさいね、諦めて見捨てる寸前でした。破れかぶれですが、一応安全なビニール温室に退避して、罪滅ぼしに水だけは遣っていました。
ガーベラって時無しに咲くものなのですね、知りませんでした。夏のイメージが先行していましたが、年末にも咲いたような。
これは良かったのですが・・
やってしまいました。ガウラ1鉢とハンカチの木(崑崙花)のことです。ウンともスンとも言わないで(植物ですから当たり前、なんて突っ込みは無しね)沈黙を守っているので、根っこを少し堀り返してみました。
溶けきらずに根っこ辺りに固まっている化成肥料が現れました。やってしまったのです。肥料過多で大切なこの子らを枯らしてしまったのです。控えめに肥料を遣る、のが信条だったのに。
大成功した挿し木や、次回はきれいに咲かせてやりましょうと、店頭の隅に追いやられ半額になった鉢物を、次年度にきれいに咲かせたりすることが、至福の喜びだったりします。
もともと持つ生命力を尊び、手助けしてやるのも品種改良を重ねた人間の役目でしょう。気象環境に抗いきれない事もありますが、植物は正直過ぎるくらい正直です。世話をする人の生活や心の荒れがそのまま現れます。
表面を繕う手も、無いことも無いですが。
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