ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

みちのく夫婦旅5

2016年12月01日 21時28分48秒 | 最近の出来事

さあて翌朝です。

天気は、曇ってはいますが
雨は降らなさそうです。
今日もしっかり観光しましょう。

しかしまあ、昨夜あんなけ食べたのに
朝にはおなかに入るんですねえ。
朝食もバイキングで
しっかり食べました。

ああ~、旅はダイエットに悪いですねえ。

今日のご飯はすべて抑えましょうと、
ミセスと誓い合うdoironなのでした。

チェックアウトをしたら、
また宿の車で20分くらいかけて
宮古の駅に向かいます。



この日乗るのは宮古~久慈の71キロ、
そうつまり北リアス線全線です。

運賃は1850円で
一時間40分ほど乗車します。

乗った電車はこれ、



というか汽車ですねえ。
さあ、三陸海岸を堪能しにまいりましょう。

いよいよ発車時刻は近いぞ、
乗客が乗ってくるだろう
と思っていたら、
1輌の中で客は2組。
それも一人は観光目的のおじさんです。

ま、こっちも観光目的の高齢夫婦ですがね。
そんなほぼ貸し切り状態で
扉が閉まりました。

え~っと、朝ねえ
昼間は食事を減らしましょう
と誓っていたにもかかわらず、
ビールを1本とホヤの干物を
一袋買って窓際に置いています。



まあ、これは観光のための投資でしょう。

無理やりにでも
買いこまなくてはなりません。

汽車は最初は、
幾つものトンネルを抜けていきます。



このトンネルがねえ曲者。

いったんトンネルに入ると、
もう運転席から数メートル先以外は
何も見えないのです。

もうこれこそ全くの銀河鉄道で、
トンネル出たら銀河の中を
走るかもしれませんね。



トンネルを出たら
「まるで億万の蛍烏賊の火を
いっぺんに化石させて・・・
ばらまいて・・・」という
賢治の一説がうかんできますねえ。

まあ、結局トンネルを出ても、
汽車は深い森の中を進んでいきますがね。



線路は単線で、
駅で車両のすれ違いがおこなれるようです。
途中の駅で列車待ちをしたので、
その間にホームに出て写真を撮ります。

このころには運転者さんとも
「ほっていかんといてやあ」
と声をかけながら撮影して回ります。

で、動き出したら席に戻り、
トンネルの中はビールで乾杯し始めると、
ミセスが

「あんた一人で出かけるときは
いつもそんなに幸せそうなん」
とか言うてきます。

そ、そやね。
大体こんな状態で遊んでいます。
いいでしょ~
この北リアス線では
数えきれないほど写真を撮りました。

そうそうこの北リアス線の駅には
それぞれ愛称がついています。

「佐羽根」は<神楽の里>、



「白井海岸」は<ウニの香り>みたいにね。



地域の伝説や魅力を伝えるように
考えてはるんですねえ。

そ、そしたらさあ、
「泉O津」は何になるやろ
とか考えてみたら、
これが結構むつかしいけど楽しめますね。

そうやなあ<羊の楽園>
なんてのがいいかもねえ。

北リアス線にはこんな駅もあります。



「摂待(せったい)」。
そしてこの愛称が<旅の八郎>だって。

なんか駅名にも意味ありそうだし、
愛称にも何か隠れた物語がありそうですねえ。

調べてみたけど
ちょっとわからなかったです。

また、駅ですれ違いがあったりしたので、
そのすきにこんな撮影も
やってみました。



また途中、こんな高いところを
通ったりするときは
電車が止まって撮影とかも
させてくれました。







あ、そうそう途中すれ違って、
慌てて写真を撮った電車が、
なんと「こたつ」列車です。



電車の中に炬燵が引かれて
皆さんくつろいでいるようですが、
一瞬だったので
全然うまく取れませんでした。

これはとても残念です。



この電車の運行時間は1時間40分。
まあうまく往復をこなせば
3時間くらいあるので、
こたつ列車で忘年会というのも
なかなかのものでしょうねえ。

紅葉も見れらたし



各地の工事現場もまだ見られた北リアス線。



またちょっと気合の入っていない
観光看板。



電車の中に放置されているはしごなどの
防災グッズ



もっと書けばいろいろあったのですが
ちょっと紙面が足りません。
ま、この辺にしときましょう。

しっかりと楽しんだところで、
間もなく久慈に到着です。



10時ですけど。

続く