ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼五十番繁多寺

2016年12月26日 21時31分15秒 | ウォーキング

この石出寺のなかには、
大きな丸い石がいくつか置いてあります。



触れば功徳が与えられる、
例えばここは恋愛成就のようにねえ。

またお寺に続く参道には
お店が並んでいる。

遍路にかかる様々な出来事に
彩られたこのお寺だから、
結構人気度も高いようである。

ここのお寺の本尊は「薬師如来」。



しっかりお参りしていきましょう。



では次のお寺50番の
「繁多寺」を目指しましょう。

しかしそれにしても、
こういうツアーの大型バスは大変ですねえ。
とくにお寺周辺の地域の中では
非常に狭い道を駆け抜けていくこともあります。

窓から外を見ていると、
もうバスが生垣の木と
ぶつかり合うほどの時もあるんです。

また一方であんな狭い田んぼの中の
一本道なんかもスイスイと進んでいくのは
感動物でもあるわけです。

昔はねえ、首Dさんとチャリンコで
四国回ろうといってたけど、
どうも香川と愛媛の県境あたりだと、
今の体力だったら無理だったかなあ。

まあ、でも今回廻っている寺々ぐらいだったら、
行けたかもしれませんね。

ああ~そうかあ。
人生と同じだな。

大した人生は過ごしてないけど、
それなりにきつくてしんどい時期もあったし、
平穏で淡々とした時もあったなあ。

いろんな楽しさ、きつさを体験しながら
遍路するのは、日々の暮らしと
ある意味同じなのかもしれませんねえ。

なぜ、遍路を続けようとするのか?

さあ、遍路の意味はよく分からないけど、
なんかある意味別の一つの人生を
全うしようという小さな目的意識も
あるのかもしれないね。

お遍路始めた子供時代、
満喫している青春時代、
苦労に応えて喜ぶ熟年時代、
遍路を楽しみ終焉に向かう高齢時代。

一つのまっとうな人生を
こうして体験してみることで、
見えてくるものがあるのかもしれません。

バスで平穏に旅するという意味では、
その辺のきつさ、アップダウンは
あまりないようですが、
こう見えてdoironも首Dさんも、
日々病気と闘っているのですから、
それなりのお遍路を過ごしては
いるわけですな。

さあ我らのお寺も、
もう50番までやってきました。

では繁多寺の駐車場から
歩いていきましょう。



この寺は一遍が修行した寺
ということで知られています。
行基などとともに、この上人も
よく出てくる名前ですね。

山門の近くに立派な道標が立っています。

結局この寺では、
うろうろとあちこちを眺めながら、
鐘楼の上の天井画か



この道標を描こうと思っていたのですが、
結局道標を描くことにしました。

それがこれ。



かなり古い道標のようです。
「遍路道」と書かれた面についている、
腕の浮彫がいいですねえ。

さっき訪ねた石出寺まで
「二十丁」と書かれてありました。

順送りの道標ですね。

四国って、道路標識も
お寺の名前で出ていたりしますが、
たいていは順送りにやさしく
書かれていたりします。

道路交通案内もお遍路にふさわしい
ということなんですねえ。

さあそれではお参りしていきましょう。

まずは手洗いで手を清めます。
この時のひしゃくの使い方も
作法があるそうです。
順番は、ちょっと頼りないので忘れましたが、
最後には水をひしゃくの柄にも
かけて置いておくのがいいそうです。

最後に清めておくということですね。

そして鐘楼があれば鐘を突きます。
あ、鐘の上の天井画というのがこれです。



そして本殿にお参りに行きます。



いつもと同じお参りですね。
一遍が修行したお寺だからと言って
念仏踊りをしないといけない
わけではありません。
これまでのお寺と同様に、
読経などを済ませていきます。

同じことを大師殿でも行い終了。



さあ、では次の49番浄土寺に
向かいましょう。

続く