青森での宿泊は、
駅前のビジネスホテルに
朝飯付きのみで予約をしておきました。
なので、青森の晩飯は
どこか近くの居酒屋で
と思っていたのですが、
朝から言ってるように
ダイエットのことをかんがえたら
そろそろほんとに質素に
飯を済まさねばなりません。
そこで二人がとった作戦は、
駅でうまそうな駅弁を
一つ買って部屋持ち込み、
それをネタにぼちぼちと
食事をすることでした。
そうすることにしましょう。
でもその前に観光案内所へいって
素面のうちに明日の
観光プランを立てておかねばなりません。
本来なら八甲田山へ行って
ロープウェイに乗り、
「神は我を見放したか」
と山で叫ぶつもりだったのですが、
これだけ寒くて町の日陰部分にも
まだ雪が積もっているという段階で
そのプランは断念せざるを得ません。
本当に見放されてしまいます。
ではその代わりに
どういう旅をしようかと
考えることにしました。
とりあえず観光案内所へ
行くのがいいでしょう。
そしてそこでいろいろと相談したあげく、
明日は市内をめぐるバスを
乗り継いで、青森美術館、
棟方志功館、青函連絡船、
港町を巡ってみよう
ということにしたのです。
青森市内三昧ですねえ。
飛行機は夜の便なので
ゆっくりと回りましょう。
はい。
では弁当を買いに行きましょう
と店に向かいましたが、
しまった先に弁当を
買いに行くべきでした。
ほとんどが売れ残りでしたが、
まあなんとかこういう弁当を
買いました。
あまり質素ではなく
なんとなくコテコテそうなのですが、
バイキングや居酒屋に行くよりは
おとなしいでしょう。
ホテルの部屋に入って
風呂をすましてさあ食事です。
ビールをつつきながら、
トランプがアメリカ大統領になった
ニュースなどを眺めます。
ひゃー意外やったねえ。
これでdoironの遊び方も
大きく変わる・・・ことはないか。
しかし、文字通りババ抜きで
トランプ勝利です。って、
怒られますな。
で、あしたは棟方志功館が
たのしみやなあとか言いながら飲んでると、
ミセスはもうすぐにお休み状態に。
doironはまだ早いので、
ホテルの周りの商店街を
ぐるりと一周してから、
う~、寒い寒いと帰ってきて、
明日はポッキーの日だ
と言いながら
残りのお酒を飲みつつ
眠りについたのでありました。
リンゴのワインうまかったよ~。
で、翌日の朝飯はホテルに着いた
バイキング朝食です。
できるだけ抑えめに取りましょう。
いや、しかしイカの塩辛は
やはり美味しいですねえ。
北海道では蒸かしたジャガイモに
イカの塩辛をかけて食べる
という風習もあるそうです。
いいねえ、やってみようかな。
あ、一度塩辛を作ってみるのも
いいかなあ、なんて言ってたら
ミセスが「においは大丈夫なん?」
とやや否定気味でしたな。
とまあそんな具合にイカの塩辛に
花を咲かせつつ(くさそ~)
朝食が終わったらチェックアウトです。
今回の旅は、車じゃないので
荷物を常に持ち歩かないといけません。
できるだけ小さくした荷物を、
つい最近アウトレットで買った
ノースフェイスに詰めてやってきました。
小さく見えて30リッターと
意外に大容量。
これくらいの旅だと十分ですなあ。
そんな荷物を背負って、
きのう上野発の夜行列車に乗って
じゃなく、新幹線でやってきた青森駅前で
巡回バスに乗り込みました。
ご覧あれが青森美術館、
北のはずれと~とうたいながら
揺られていきます。
郊外に行くにつれ、
雪は深く美術館は雪の中~って
もうう歌はいいですね。
公園から眺める八甲田山も
寒そうに聳えていました。
この美術館では、青森市出身で
「おらはゴッホになる」
といった棟方志功や、
ちょっと切れ長の目の子供を描いた
奈良美智の作品群
(名前は知らなくても、
きっと見たことがあると思います)
を鑑賞するのが目的でした。
続く