ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ドジ旅日記南海孤島の陰謀7

2016年12月08日 21時29分38秒 | ウォーキング

さあて、何とか渡り切った
我々であったが、
あの役行者のいるところへ
行くにはどう行くのが近いだろう。

ジダンは最初、島そのものを
右側から行くのがいい
と言っていたが、
どうも進んでいくにつれて
道はなくなっているようだ。



う~ん、このまま進めば
陰謀に巻き込まれそうだ。
はてさてと頭をひねるジダンだったのだが、
結局は道標の「観念窟・岬の行者尊」を
目指して左側から回っていくことにした。



どんどん山を登っていくと、
途中「虎島堡塁」という施設に出る。



まあ中身はこれまでの砲台と
よく似たものである。
でもねえ、ここで一つ疑問がわいたのは、
こういうところで働いていた軍人は
食べ物はどうしたんだろう。
そしてもっと困るのは、
水をどうしたんだろう
ということだ。

閼伽井という井戸が、
島の端っこにあったが
そこから持ってきていたんだろうねえ。

いやあ、これはなかなか大変な
作業だったに違いありませんね。

そんな堡塁をすぎて、
さらにこの島の東のほうに
進んでいきます。



どうもこの辺りに「観念窟」が
あったのではないか
という場所に行った時です。

おお~
な、なんとここにりっぱな
「役行者」さんが座っています。



これが「岬の行者尊」なんですね。

この島には第一行場と
第二行場があるというのは
聞いていましたが、
岬にこんな立派な役行者がいた
とは想定外でしたねえ。

遠く海のほうを眺めながら
どっしりと座っておられました。

友ヶ島もなかなかのものですねえ。

そのあたりに、
行場へ降りていく鎖が
あるはずなんだが、
とジダンが探していましたが
結局見つからず、
観念窟や序品窟には
行けずじまいでした。

また次の機会を持ちましょう。

今回はこの石の行者さんを
見ただけで胸がいっぱいに
なってしまいました。

ではまた桟橋まで帰りましょう。

桟橋途中の石はというと、
まだ沈まずにありましたが、
岩と岩の間には
水が張っているところもありました。



逆に大潮の満ちた時には
もしかしたら危ないかもしれませんね。

まあ、今回はそんな南の海の陰謀には
まかされずに済んだようです。

途中、こんな「閼伽井」の碑があったり、



慌てて寄った第4砲台もみて





2時前にはもう港に着くことができました。



船が来るまでは
もう少しありますが、
ビールを買うような店もないので
のーんびりと待ちました。



店から一台の車がやってきて
水道タンクをいっぱいおろしています。
ああ、これで水を補給しているんですねえ。

電気なんかは海中ケーブルで
来ているようですが、
水道はまだのようです。

で、この車のプレートを見てみますと、
私有地を走る車ですから
道交法関係ないんですねえ。



バックにはこんな
プレートナンバーをつけていました。



それにしても、
みなさんなんかビールもなくて
ちょっとしんみりしていましたな。

これははやく加太へ渡らねばなりません。

そしてようやく来た船に揺られて
加太に帰ったら、





まずは加太の小さなお店で乾杯。



そしてそのあと岸和田の餃子屋さんにもより、





こちらで打ち上げをして
帰った4人でした。

それにしても、友ヶ島は
様々な思いが充満する島でした。

いろんな思惑が交じり合って
我々の渡航を止めていたのかもしれません。

いろいろと歩き、
勉強しつつ様々な面で
お友達となり陰謀を打ち砕いてきました。

いやあ、なかなか楽しい歩行でしたね。
参加してくれたあぶさん、セイゾー君、
お疲れさまでした。

またこれからも何かの機会がありましたら、
ドジ旅にお付き合いくださいね。
最後に何とか頑張って撮影した
「めでたい電車」を紹介して





今回のドジ旅南海孤島の陰謀、
これにて終了です。
あ~めでたい、めでたい