今日の仕事は昼過ぎから。完全お任せ状態で、やる事のノルマ的な事を一通りやる。CGも届いてスーパーも入れて全タイプとりあえず形に出来た。早く終えれたので晩御飯を食べて終了としました。
そして渋谷でレイトショー上映されてる映画「ロストガール」を見に行きました。この映画の監督は数ヶ月前の上映会で知り合った山岡監督で、ミルクマン2の医者役を演じてもらった石川謙さんが出演しているというのもあり見たかった映画でした。
一組の夫婦の物語で全編ワンシーン・ワンカットでじっくり役者の芝居で見せる映画でした。間と言葉でなんとも微妙な関係とその空気感を出しています。徐々に主人公の置かれている立場や問題が明らかになってゆき、手に負えなくなってゆく妻、心配して親身に努力する夫という構図になってゆき、夫の方に感情移入する方向で見ておりました。ここから先はネタバレ風な話になるかもなので、これから見る人は読まない方がいいと思いますが、最後にはその映画の見方が逆転する瞬間があります。
とにかく問題は妻の方にあるとばかりの見方をしていたのですが、実は夫の方にこそあった。夫が親身に妻に尽くしていたと思って見てたあんな事やこんな事は全て自分の為みたいなアレでした。それが分かった瞬間に妻の立場が一気に理解出来て、それは流石に辛いなと、どうしてジャンクフードにハマッたのか等が分かりました。映画としてはおとなしく地味な感じで終わりそうな流れでしたが、これが分かって理解出来た瞬間に一気にエンディングの意味合いが変わってきました。暗い話ではなく新たな希望と再生の物語と様変わりしました。妻のいい笑顔が見れて元気のいい音楽が流れてラストとっても前向きでハッピーな解放感が味わえます。
最後で印象ががらりと変わる映画です。これは何も知らずに見るととっても良いと思う。見事に監督にしてやられた感じだわ。
さて、石川謙さんは最初クールに見えましたが、徐々にユーモア溢れる面が見えてきて映画に笑いをもたらしておりました。そして僕が衝撃を受けた見方の変わる印象的な場面の飄々とした芝居は素晴らしかった。あの場面はかなり好き。あと押し入れのやりとりは面白かったな。とっても重要で味のある役を演じてました。
映像面では大スクリーンで見るとビデオ撮影された映画だというのが凄く分かってしまい走査線とかが気になってしまいました。カメラの何気ない動きとかは良かったです。音声は聞き取りやすくて良かったのですが、マイク収録されてる感じが凄くあってなんか不自然さを感じた。ステレオ感が逆転して聴こえたのは気のせいかな?
上映終了後にロビーに出たら監督がいて来場者全てにお礼の挨拶をされておりました。はたして何人が先程見た映画の監督さんだと気が付いたでしょうか?
暫し監督とお話してから帰宅しました。
そして渋谷でレイトショー上映されてる映画「ロストガール」を見に行きました。この映画の監督は数ヶ月前の上映会で知り合った山岡監督で、ミルクマン2の医者役を演じてもらった石川謙さんが出演しているというのもあり見たかった映画でした。
一組の夫婦の物語で全編ワンシーン・ワンカットでじっくり役者の芝居で見せる映画でした。間と言葉でなんとも微妙な関係とその空気感を出しています。徐々に主人公の置かれている立場や問題が明らかになってゆき、手に負えなくなってゆく妻、心配して親身に努力する夫という構図になってゆき、夫の方に感情移入する方向で見ておりました。ここから先はネタバレ風な話になるかもなので、これから見る人は読まない方がいいと思いますが、最後にはその映画の見方が逆転する瞬間があります。
とにかく問題は妻の方にあるとばかりの見方をしていたのですが、実は夫の方にこそあった。夫が親身に妻に尽くしていたと思って見てたあんな事やこんな事は全て自分の為みたいなアレでした。それが分かった瞬間に妻の立場が一気に理解出来て、それは流石に辛いなと、どうしてジャンクフードにハマッたのか等が分かりました。映画としてはおとなしく地味な感じで終わりそうな流れでしたが、これが分かって理解出来た瞬間に一気にエンディングの意味合いが変わってきました。暗い話ではなく新たな希望と再生の物語と様変わりしました。妻のいい笑顔が見れて元気のいい音楽が流れてラストとっても前向きでハッピーな解放感が味わえます。
最後で印象ががらりと変わる映画です。これは何も知らずに見るととっても良いと思う。見事に監督にしてやられた感じだわ。
さて、石川謙さんは最初クールに見えましたが、徐々にユーモア溢れる面が見えてきて映画に笑いをもたらしておりました。そして僕が衝撃を受けた見方の変わる印象的な場面の飄々とした芝居は素晴らしかった。あの場面はかなり好き。あと押し入れのやりとりは面白かったな。とっても重要で味のある役を演じてました。
映像面では大スクリーンで見るとビデオ撮影された映画だというのが凄く分かってしまい走査線とかが気になってしまいました。カメラの何気ない動きとかは良かったです。音声は聞き取りやすくて良かったのですが、マイク収録されてる感じが凄くあってなんか不自然さを感じた。ステレオ感が逆転して聴こえたのは気のせいかな?
上映終了後にロビーに出たら監督がいて来場者全てにお礼の挨拶をされておりました。はたして何人が先程見た映画の監督さんだと気が付いたでしょうか?
暫し監督とお話してから帰宅しました。