B級ランダム上映会

仮眠室で昼まで寝てからB級映画ランダムの自主映画の上映会に行ってきました。看板女優、越坂奈月さんの特集上映会でした。最初に上映されたのは8mm映画で20年近く前の作品で無茶苦茶若い姿を初めて見れたりしました。1人三役の映画で8mmなのに合成あったり内容的にもしっかり作られてて昔の方が出来が良いじゃん！なんて思ったり。
だけど結果的には最新作のバカバカしいけど面白過ぎるパワーに笑い圧倒されました。
8mm、Hi-8、DV、HDと時代を感じる撮影フォーマット全てが見れました。
初めて見る作品や見たけど随分忘れていた作品等色々な映画が見れました。そして新たな発見もあったりして楽しめました。
上映後に打ち上げにも参加して久々な自主映画仲間達に会ってワイワイ過ごす。今年は自主映画の上映会が少ないからか久しぶりな印象。
また今年も何処かで自分でも上映会やらなきゃなぁと思ったり。
打ち上げ終わりに本日のお気に入りだった映画のDVDもゲット！お家に帰ってからもまた見れます。
沢山お酒飲んだからちょいとフラフラしつつ帰宅中。
山の手線で寝過ごしてしまい折り返します。

「SMASH CUT」

深夜に海外盤DVDで映画「SMASH CUT」を鑑賞。
ポスターを見て興味を惹き、マニアックなキャスティングを知り、見たい！日本でも公開しないかなぁ？と期待してたんですが、いつまで待っても公開されそうにない為、輸入盤DVDで遂に見たのでした。
H.Gルイスにオマージュを捧げた映画でルイス愛を感じるホラーコメディ映画でした。ルイスの映画とは違う感じですけど。
自主映画に近い作りの映画で現場の楽しそうな感じが映画からも伝わる映画遊びしてるような作品で憎めない感じがしました。
照明と原色の色彩がとても良くて映像的に凄い好みの映画でした。
話の内容も分かりやすくて台詞完全に分からずとも楽しめた。途中から会話ばかりの展開になる所は少し怠くも感じたけど濃い魅力的なキャラクターが見ていて楽しかった。
主演のデビッド・ヘスさんってこんなに愛嬌のあるキャラだったんですね。表情に動きが良かったです。
ブラックなユーモアが炸裂したちょっと変な映画です。もっと振り切れたぶっ飛び展開も期待しましたが案外上手くまとめすぎたというかルイス映画のようなインパクトという点では弱い感じもしましたが、やはり映像の魅力はありました。
低予算ホラーの映画監督が客にバカにされて凹み見返してやろうとどんどん狂っていく様が可笑しくも哀しくもあり、何処か共感。
凄くカラッとしたチープでおバカな楽しさに満ちた所が面白い映画です。
何処かシンディ・シャーマンの「オフィスキラー」に似たテイストを感じた。
特典映像のメイキングやNG集も見たけど、やっぱり現場は楽しそうでした。