「トールマン」

今日の仕事は某映画のアシスタントで最終日。長い長いデータ出力で帰れません。そうなるだろうとDVDを持参してきたので待ち時間に鑑賞。
5.1chスピーカーで見たのは「トールマン」という映画。
どんな内容の映画か知らずに見始めたのですがホラーなのか？スリラーなのか？ 実に丁寧に作られた作品で映像もセンスが感じられ惹きつけられるものがありました。トールマンっていうのが殺人鬼や幽霊みたいなホラーものだったとしたらなんかつまらないものになりそうだな…と思いつつ見てたらどういう方向に行くのか分からない展開になってゆき謎が深まってゆきます。ちょっと途中で集中力が切れかけた時にラストにドンデン返しがあるみたいなジャケット裏に書いてあった事を思い出して結末の犯人は…と想像した時にある人物を思いついてしまった。結局最後まで見るとその予想は大当りだった訳ですが、そこに行くまでに途中から予想も付かなかった展開が待っていてビックリ！もう圧倒されるドンデン返しに夢中になって見れました。ここでは書かないけどなかなか深いテーマもあり見応えありました。刑事役の役者の渋い顔付きも良かったし町の人々の描写やメインキャストのキャラも良かった。
音の使い方も雷とかホラー的で何気無いシーンの360度回るカメラワークでの音の回し方とか効果的でした。
とにかく色々予想を裏切る面白い映画でした。
この監督の他の作品も見てみたくなり３枚買ったら１枚タダのDVDプレゼントの応募には「マーターズ」を選ぼうかと思いました。