どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「狼男アメリカン」

2020年03月25日 | 映画
DVD持ってたけどGEOで中古が安く売ってたのでブルーレイで買い直しして「狼男アメリカン」を久しぶりに鑑賞。特殊メイクの変身シーンとユーモアある物語展開と最後は切なく哀しい後味を残す映画で大好きな1本。
久しぶりに高画質で見直すと汗とか毛とか細かい部分も見れて新鮮な部分もありフィルムグレインの柔らかい独特のなんか湿ったロンドンの雰囲気とか良い感じでした。最後にチャールズとダイアナ妃の御結婚をお祝いします。みたいなテロップがあったんですね。
そんな時代の映画だったんだなぁと意識させられました。ロンドンのピカデリーサーカスって有名ですが行った事は無くイメージとしてこの映画が僕の頭の中には定着しております。
特殊メイクの変身シーンは何度も何度も見てるから新鮮さは無いが目がカッと開くカットは1番最後でも良かったんでは?と今回ちょっと思った。
それ以外の特殊メイクのカットが何気に久しぶりだったので新鮮でした。
看護婦のジェニー・アガターが美しく魅力的でした。ラストの彼女の表情とか凄く良くて印象に残ってた筈ですが今日は何だか呆気ない唐突な終わり方のように感じました。初めて見た時もそんな印象も受けた気がしますが後からじわりと切なさも感じたものです。
初めてこの映画を見たのは昼のテレビ放送でかなり編集でカットされたものでしたが集中して見てたあの頃の記憶も蘇りました。


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「悪魔のいけにえ」

2020年03月25日 | 映画
大好きな映画で何度も見てきた映画「悪魔のいけにえ」ですが公開40周年記念版の日本語吹替版では初鑑賞。
画質はちゃんとフィルムの粒子が残っていて高画質な為に余計に目立った印象もありましたが綺麗で細部まで見えて色もコッテリしてたように思う。血の赤も強調されていたような…フランクリンが殺される所の赤がインパクトが増した気がします。夜の場面の闇の黒も強くなった印象でした。
今回の新録日本語吹替版は初めて見ましたが実に上手いというか自然に見れました。流石にあの叫び声は吹き替えするのは難しいだろうなぁ。どうなってるんだろうと思いましたが叫び声は元の音のままで台詞がある所だけ差し替えられてましたね。今迄ラジオの音声の台詞とか字幕無かった所の内容も知れて良かった。
改めて音楽というか効果音というかが素晴らしく異様な雰囲気を盛り上げている点にも感心。音楽と叫びとチェーンソーの音で狂気の世界に突き落とされます。何度も見てるのに最後のディナーの場面には笑ってしまうような描写と恐ろしさに異常な展開で圧倒されました。
チェーンソー・ダンスの終わり方とかやっぱり凄い映画だと思いました。
個人的には昔何度も繰り返し見た4:3のサイズのちょっと緑に転んだ粗めのLD画質のトーンのものが今でも好きだったりします。


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