どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「リビング・デッド・ガール」

2020年05月01日 | 映画
DVDで久しぶりにジャン・ローラン監督の「リビング・デッド・ガール」を鑑賞。初めて彼の映画を見たのはこの作品でした。とても詩的で絵になる美しい場面と血塗れ場面とヌードとお城が印象的な作品で物語が緩やかに進むにつれてホラー映画というより切ない哀しみのある正に吸血リビング・デッド・ガール映画でした。ラストのどうしようもない切なさと哀しさが胸に刺さりました。人間性を取り戻してゆく死人と人間性を失ってゆく生者の対比と2人の関係性が何とも言えない感情を揺さぶります。
DVDのジャケットは本編とは関係無いイメージ写真ですね。女優さんが別人です。


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