今日は休み。ひたすら眠り、夕方から映画を観る事に。「ミリオンダラーベイビー」というアカデミー賞を獲りまくった映画。アカデミー賞を獲る映画って素晴らしいものというイメージが僕には無くて逆にな~んだって感じのものが多いしイーストウッド監督の前作「ミスティック・リバー」のラストには納得出来ないものがあった為、この映画もどうなのかなぁ~と半信半疑で見始めました。実際観てみると流石といいますか、ぐいぐいと物語の中に入ってゆけて見入ってしまう。脇役も見事に描かれていて良い。しかし、途中で最後はどうなるのかという事がふと気になり少し考える間が出来てしまい、その時に結末が読めてしまったし、あ~やっぱりイーストウッドの作る映画っていつも一緒だなぁと思ってしまう。結局どの映画でも一方的な個人の見方あるいは軍隊の見方で○○という行為を結局、正当化するというか美化した感じのものになってしまうのです。そこに切なさややるせなさも含まれるので良いのですが冷静に考えるとどうなの?それって間違ってないか?って思うのです。アメリカ的な考え方だよな~それって!って僕なんかは思う訳です。特に前作ではね。僕の予想は大当たり!やっぱりそういう展開にどんどんなってゆき思った通りの結末へ。しかし、今回はその結末にも納得。そこまで行く課程がしっかり描かれてたしキャラクターの気持ちもよく伝わったから。最後はいつもと同じくなんとも言えない感覚にもなりましたが納得のいくものだったので心にしんみりと残りました。
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