どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「I'M NOT THERE」

2018年04月11日 | 映画
DVDでボブ・ディランの伝記映画になるのかなな映画「I'M NOT THERE」を鑑賞。映像も編集も良く豪華なキャストの映画ですが正直なんだか掴みどころの無い感じで走馬灯に人生を映画のように振り返るようなアート系映画だったような印象。まぁボブ・ディラン本人がそんな感じの生き方してたんだと言われてしまえばそれまでですが映画として手法としては面白いけど内容としては特に面白くもなく伝わるものが少ない映画だったように思います。
スコセッシ監督のディランのドキュメンタリー映画の方が内容的には面白く興味深いものがあったと思います。
今作もディランの音楽が色々と聴けるのは良かったです。音楽聴きながら丁寧に撮られた映像や芝居を眺める感じの鑑賞となりましたが役者陣がボブ・ディランに似て見える瞬間や実際の写真や言葉が再現されてる瞬間に元を知ってるとハッとさせられたりしてました。


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「パージ:アナーキー」

2018年04月11日 | 映画
ブルーレイでサラウンドヘッドホンで映画「パージ:アナーキー」を鑑賞。
前日見た「パージ」の続編ですが設定が同じだけで主人公等は一新された別な物語。何となく弱者側の反撃という風にしたら面白くなるんじゃないかと思ったりしたのですが期待した方向にはなってました。サバイバルゲームみたいな展開でやけに頼りになる強い男が登場して飽きずに見せてくれる展開ではありましたが期待した弱者側の見せ場は少なくちょっと安易で同じような展開の続く映画だったように感じた。活躍する男の陰のある背景を持つキャラクターの設定は良く後半になって生きてきてひとつの見せ場となってテーマも感じつつ見終われました。
音楽や音響も良く盛り上がりましたがヘッドホンだと連射機関銃の音は大き過ぎてか割れてちゃんと聴けなくなってしまいました。
エンディングのタイトルワークが良いなぁと思いましたがカイル・クーパーの仕事だったようですね。久々に彼の名前を見ました。
ジャケットにもなってる仮面を付けたウォリアーズみたいなギャング連中の役割がもう少しあったら良かったのになぁとは個人的には思いました。


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「リトル・ミス・サンシャイン」

2018年04月10日 | 映画
ブルーレイで映画「リトル・ミス・サンシャイン」を初鑑賞。
何とも憎めない可愛らしい感じの暖かい気持ちになれる映画でした。
ちょっと癖のある風変りな家族の珍道中の物語で劇的な変化が起きたりしますが各キャラクターは真面目に行動しています。しかしながら側から見るとぶっ飛んだ行動だったりもしてて可笑しかったりします。
ラストはホロリと楽しく明るい涙が流れましたよ。
シャマラン監督の「サイン」に出てた子役がここでも不思議な良さを出しております。


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「パージ」

2018年04月08日 | 映画
ブルーレイで衝動買いした映画「パージ」を鑑賞。サラウンドヘッドホンで大音量で。話の内容というか設定があり得ない感がどうしても引っかかってしまいますが見始めると家の中だけで展開する物語の割に緊張感とどうなるのかという興味で飽きずに見る事が出来ました。
自分だったらどうするか?等と考えさせられつつも見れます。まぁ映画的な展開を想像しながら見ると予想はつく所は多かった気もします。
お面を被った殺人集団の不気味さとビジュアルはインパクトがあり良かったです。
もう少しそれぞれの動機付けが伏線としてあって納得出来るものが感じられればもっと見応えあったのでは?というのと余計な伏線が余り無いのが突然のリアル感として良かったのかなぁというのと複雑な感じのする映画でした。
リアクションだけで展開するシチュエーション・スリラー。
続編はどうなるのか?弱者の反撃ものだと良い気もしてます。既に入手済みなので近い内に見たいと思います。


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「ピッチ・パーフェクト2」

2018年04月08日 | 映画
映画「ピッチ・パーフェクト2」をDVDで鑑賞。アメリカで「マッド・マックス」を抜いて大ヒットしてるという情報を知り興味を持ち前作が公開された時に劇場まで観に行ったのですが面白かった記憶があります。だけど詳細は忘れていてこのパート2も見逃していたのでした。
やっと見れたのですが見ながらパート1も思い出したりしました。結果は個人的には前作の方が面白かった印象です。
普通に楽しめるのですが内容は先が読めるもので新しい所は無し。キャラクターの面白さと魅力だけで引っ張ってるような気もした。僕のお気に入りのキャラはおデブのエイミーでした。
彼女は面白いし憎めない役でしたね。
アカペラの歌は凄いけど上手すぎて段々と普通に聴いてしまう所はあります。
会話の内容やギャグが現代のアメリカの若者っぽいものが強くアメリカ人のようにはすんなりとは入って来にくいものは感じました。


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「暴走機関車」

2018年04月07日 | 映画
DVDで久々に映画「暴走機関車」を鑑賞。昔、試写会で観て感動した思い出深い映画です。ジョン・ボイトの役の凄味は圧巻でアカデミー賞にノミネートされたので受賞すると思ってたのだが逃したので何故?と思ったのを今でも覚えてます。
娯楽映画としても良く出来ていて楽しめますが内容が深く考えさせられるもので台詞も心に響くものが沢山ありました。ラストの展開がズシンと心に響き何度見てもジーンと涙が溢れてしまうものがあります。
ブルーレイで発売されたら買い直しても良いなと思ってる傑作。


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「13日の金曜日 part2」

2018年04月05日 | 映画
輸入盤で字幕無しだが5.1ch サウンドが収録されてて安かったブルーレイで映画「13日の金曜日 part2」を鑑賞。
評価の低い作品ですが結構好きなんですよね。サラウンド・ヘッドホンで大音量で見たのですが音楽が凄くインパクトもあり良い。殺人場面は短く効果は少ないですが前作から続く雰囲気や工夫はなかなか面白くラストのどんでん返し的な演出とか分かっちゃいるけど良い。
アレコレとビックリさせよう怖がらせようとしている姿勢が見えます。
オープニングで前作の主人公が殺されちゃうのはショック。ジェイソンはまだホッケーの面を被らずにズタ袋を被った姿ですが僕は何気にこのスタイルが好きだったりします。ちょっと弱いのはアレですが最初は何処かまだ人間的なものも感じられてました。


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「1941〈完全版〉」

2018年04月04日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに映画「1941」の完全版を鑑賞。大画面で5.1ch サラウンドで見てみたかったから。映像はモヤがかかったような感じが大画面だと少々見にくい感じがしたが音は台詞とのバランスはイマイチな箇所もあったけど音楽と効果音が派手に盛り上げてくれるので迫力がありました。
今までと違い迫力も増して下らないアホな事を壮大に金かけてやってくれてる見せ場を見ると面白さも倍増で特に後半の破茶滅茶ぶりが嬉しくなる程の楽しさだった。
正直ギャグは笑えないものも多く初めて見た時から何か微妙なものを感じていたのですが何度も見るとジワジワ面白さを感じれるようにもなってきた。特撮で描かれるスペクタクルな破壊行為と各役者の個性的な顔芸が今やとっても大好きです。
大画面大音響で楽しさ増す映画館で見るべき映画でしたね。この映画はポップコーンとコーラを手に頭空っぽにして見るのが正しいと思います。


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「インフェルノ」

2018年04月02日 | 映画
DVD持ってたけど豪華版ブルーレイが出て欲しいなと思ってた映画「インフェルノ」を中古屋で購入。7.1chサウンドのチェックを兼ねて大画面で鑑賞。
音は大小の差が激しくバックの2チャンネルの効果に期待したがそれ程音は出てなかったです。
映像はかなりクリアになってたけど水中シーンでモアレが炎にノイズが発生してたのは少し気になっちゃいました。だけど、この映画の魅力は独特の色合いの世界観と美術や美しい顔等と音楽で特に前半は何度見ても飽きない良さがあります。
女優陣が殺され居なくなってしまった辺りから急に勢いというか良かった流れは切れてしまい、まったり変な展開が続きます。前半部分は何度も見たから覚えてるけど途中からは少し忘れてる所もあり興味深く見れたけどやっぱり良いのは前半ですね。
最終的に魔女は一体何がしたかったのか?勝ったのか負けたのか?何だか正直よく分かりません。
だけど変な魅力はありますね。
壮大な悪夢を見ていたようでございます。
特典ディスクも見ましたが初めて知る結構興味深い話が沢山聞けて良かったです。ドキュメンタリーものの画質は酷かったけど仕様なのか不良なのか分からず。まぁコレの画質はそんなに重要でも無いので良しとしますけど。
マリオ・バーヴァの功績が大きかった事等知れてバーヴァ監督の作品ももっと見てみたくなりました。
初心に帰ってこの映画の事を思い出すとCMや予告映像だけ見て凄く怖かった記憶が蘇ります。今ではそんな映像が大好きで美しいとさえ感じるようになったのは面白いものです。


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「ビッグ・アイズ」

2018年04月02日 | 映画
劇場で見逃した映画「ビッグ・アイズ」をブルーレイで鑑賞。実話を元にした内容で知らなかったので興味深く見れました。映画としてなんか憎めない可愛らしいもの感じるポップな仕上がりとなっておりました。
アーチストとして正反対な夫婦のあの時代だからあったであろう一風変わった変だけどリアルな物語でリアルに考えると夫の調子の良さに腹が立つものですが、何か不思議なしょうがないか的なものも感じれて主人公が悲観的で暗い展開にあまりならない所が少し気持ち良く見れた所。
ダメ人間に対する何処か温かい視点も感じます。
実際の絵画も魅力的でした。


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「13日の金曜日」

2018年04月02日 | 映画
DVD持ってたけど特典映像やら音声に惹かれてブルーレイで映画「13日の金曜日」を買い直す。ジャケットのデザインは酷いね。ホッケーマスクのジェイソンはこの映画には出ないのに…
サラウンドヘッドホンで聞くと音の良さに驚く。特に音楽はこの映画で重要な役割を担ってます。
映像も綺麗で低予算映画だけど照明とか撮影とかしっかりした出来。
そして特殊メイクも短いですが良い効果を出していて、そこに持ってゆくまでの見せ方や盛り上げ方が良い。
役者陣もそれぞれ魅力的でした。久しぶりに全編を見ましたが何度も見てるので覚えてる所が多いのですが一部忘れていた所もあって伏線や物語が思いのほかしっかりしていた印象を受けた。
特典映像はDVDより数は増えてたけど内容的には同じ事を語ってたりばかりなのでDVDにも収録されてたものだけでも充分だったという印象でちょっと残念。だけど制作秘話は面白いです。


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「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」

2018年04月01日 | 映画
映画サービスデーなので折角だからもう1本観ようとリュック・ベッソン監督のSF映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」を鑑賞。そんなに期待はしてなかったんだけど予告篇の映像見てベッソンらしい個性が出た世界観に惹かれたので。見ると映像は良かった。
美術やCGのクオリティーも高く綺麗な世界が目を楽しませてくれました。
話の内容はまぁまぁな印象でもありましたが飽きずに見れて独特のSFイラストや漫画が実写化されたような楽しさに溢れていてそれだけでも見応えあって良かったです。
映画ならではの映像世界の面白さを味わえる娯楽作。


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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」

2018年04月01日 | 映画
映画サービスデーで映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」を鑑賞。実話を元にした真面目な内容の映画で時代背景とか勉強しとかないと難しい映画なのかも?と思いましたが、案外内容は分かりやすく物語に入ってゆけました。現代の情報社会においても考えさせられる報道のあり方についてとか女性の地位向上なんかのテーマが少しあざとく描かれていました。
報道の正義というのはとても大切であるが悪用されると恐ろしいものでもあります。最近は報道側にフェイク・ニュースがあったり信じられない面も多いので映画よりも複雑で真実を自分で精査していかないといけない時代。
日本のニュースをバラエティ番組のようにエンタメ化して騒ぐような風潮が幼稚で下らないものばかりなのにはウンザリです。でもつい見ちゃう時もあるけど。風刺であれば良いですが結論の出ない推測や井戸端会議的な内容で引っ張るやり方はどうかと感じてます。
映画はそんな報道の正義やあり方について原点に戻って考え直してみようという素直な作りの映画だったように思います。
派手な見せ場や演出も無く芝居でじっくりと見せてくれる作品でした。
最後にさらりと描かれるウォーターゲート事件について、もう少し詳しく知りたくもなったので、それを描いた映画「大統領の陰謀」にも興味が出て機会があれば見てみたいと思います。


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