毎日ポテトを食べる生活が平気になった森です。
人生初アクロ飛行
3週目は荷造りなどで忙しくしながらも、機体の予約が空いているタイミングで何発かフライトをしました。人生初のアクロバティック飛行も体験できて、とても楽しかったです。
海外で飛んでいる先輩に憧れて、元々は2回生の夏に渡米する予定でしたが、新型コロナの影響を受け、気づけば4回生になっていました。渡米前のソロは19発あり、CAB実地試験の科目も練習していましたが、2年前に発行したアメリカの練許を見ると、やはり海外で飛んでみたいという気持ちが再燃しました。研究室の予定もあり余裕の無いスケジュールでしたが、特有の地形を生かしたソアリングを経験でき、またライセンスも取得することができました。
私はアメリカに数年住んでいたことがあり、英語でとても苦労した訳ではありませんが、やはり異国の地での訓練・試験は大変でした。しかし、自分以外にも訓練をしている現地の生徒が何人もいて、お互いに相談しながら勉強することができ、無事ライセンスを取得することができました。WSCでは、16歳のライセンシーもいれば、定年後に初めて訓練を受ける人もいて、とても刺激的でした。担当してくれた教官も、ピュアグライダーの教官をしながら陸単のライセンスに向けて訓練をしておられたり、全員が常に新しい挑戦をしているような環境でした。
また、WSCはアレキサンダーシュライハーのディーラーもやっており、全国から修理や点検のために沢山の機体が集まって来ていました。真っ二つに折れた胴体を直しているところなどが見れて、とても面白かったです。普段の訓練に使う機体も、365日、整備チームがメンテナンスしており、とても綺麗な状態に保たれていました。訓練後にASK23の整備を猫の手レベルでお手伝いさせていただきましたが、学ぶことが多かったです。この時着ていた服は良く分からない液体で黒く汚れて、捨てることになりました(笑)。
訓練外でも、現地の人が温かく接してくださり、とても楽しく過ごすことができました。ハワイでウィンチを新しく購入したというパイロットとウィンチの安全性について議論したり、ニュージーランドから来られた曳航パイロットに曳航中の苦手な科目について相談したり、グライダー漬けの3週間でしたが、とても充実した時間を過ごしました。
毎日ホテルから滑空場まで往復1時間歩いたこと、一晩中コオロギの鳴き声に睡眠を邪魔されたこと、夜1人寂しく航空法と向き合ったことなど、辛いこともありましたが、今となれば全て良い思い出です。
アメリカで得た新たな知識と経験を、後輩にも伝えていけたら良いと思っています。
また、私と期間は少しズレていますが、内野と浅野もアメリカでのライセンス取得に向けて頑張っているので、応援したいと思います。
人生初アクロ飛行
森さん海外ライセンス取得おめでとう。
あなたなら、学連審査は突破するでしょう。
浅野君、内野君続いてくださいね。
来年は久しぶりに、妻沼に応援にいけそうです。
関東支部のOB,OGの皆さんも楽しみに待っていられるでしょう。
コメントありがとうございます!
知識や技術を後輩に引き継いでいき、部として更に成長していく所存です。