Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

古美術品交換会

2024年01月20日 17時24分28秒 | 骨董市など

 今日は、私にとって、月に一度の、定例の古美術品交換会の日でした。

 今日は、「大寒」ということではありましたけれど、また、お天気はそれほど良くはなく、曇りがちではありましたけれど、比較的に暖かく感じる朝でした。

 そんなことで、寒い思いをせずに、古美術品交換会会場へと向かうことができました(^_^)

 今日も、古美術品交換会会場には多くの会員が出席しており、盛会でした。

 でも、私の狙っている古伊万里につきましたは、相変わらず江戸後期~明治の物が多く登場し、私が食指を動かそうとするようなものは登場してきませんでした(><)

 でも、せっかく来たことですし、それに、明日、我が家の近くで開かれる予定の骨董市は、お天気が雨か雪になるという天気予報のために中止となるようですので、今日、ここで何か買っておかないと、明日も買えなくなるわけで、結局、来月まで収穫無しに終わってしまうな~との脅迫観念に駆られ(笑)、何か買って帰ることにしました(^_^)

 ということで、なんとか競り落としてきたものは次のようなものです。

 

伊万里 染錦 菊水仙文 小鶴首瓶

 

正面(仮定)

 

 

正面から右に約90度回転させた面

 

 

正面の裏側面

 

 

正面から左に約90度回転させた面

 

 

鶴首の口縁部分

金彩は殆ど剥落してしまっています。これは、比較的に残っている部分の写真です。

 

 

底部から見た面

 

 

高台部分

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 明治時代初頭

サ イ ズ : 口径1.5cm 胴径9.1cm 底径5.4cm 高さ17.9cm


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12 コメント

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Unknown (pada)
2024-01-20 18:02:33
明治になると金彩を入れた染錦でしょうが
あっさりした感じで地肌も白くなりますね。
豪華絢爛たる盛期伊万里とは雰囲気が違いますが、これはこれで好きな人も多そうに思えます。
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padaさんへ (Dr.K)
2024-01-20 18:41:57
呉須が鮮やかですから、ベロ藍を使っているのではないかと思い、製作年代は明治に入るのではないかと見ました。
私は、コレクションの範囲が広がり過ぎますので、明治ものまでは買わないことにしているのですが、輸出全盛期のけばけばしいほどの文様ではなく、あっさりした感じなのが気に入り、買ってきました。
そうですよね。「これはこれで好きな人も多そうに思えます」ものね。この辺までならコレクションの対象にしても許されるのかな~と自分自身に言い聞かせています(^-^*)
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Unknown (ぽぽ)
2024-01-20 20:29:03
鶴首瓶って造形がすごくいいですよね!当時の設備でこの細首をつくるのは結構難しそうに思います。あの細い部分よく作れるなあと(^^)
そしてサイズが17センチとコレクションにはいいサイズ感だなあと思いました。
私は小さくて仕事が良い品ってなんか惹かれます。。
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ぽぽさんへ (Dr.K)
2024-01-21 10:36:02
呉須の色が、「ベロ藍」を使用しているのか、鮮やか過ぎますね(~_~;)
それに、細い首の部分に使われている赤がベタッとしたペンキ赤なのが気に入りません(><)

ただ、これ、徳利として使用するには口が小さすぎて酒が出ずらいですから酒器にはなりませんね。それに、一輪挿しにするにも、口が小さすぎますし、その割には高さがありすぎて、これまた花器にも不向きなようです(><)
でも、大さが手頃で、その辺にさりげなく飾るにはちょうどいいかなと思って落札しました(^_^)

特に、是非とも買いたいという物がなかったのですが、「折角出向いたことだし」ということで買いました(^-^*)
また、私の予想よりも低い「発句」だったことも買おうと思った一因です。「発句」よりチョイ高い額で槍を入れましたら、それ以上に高い槍を入れる者がなく、一発で落札になってしまいました(^-^*)
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Dr.Kさんへ (遅生)
2024-01-21 10:38:14
鶴首瓶は、時代を問わず、様になりますね。
中国の尊式瓶に対抗できる究極のフォルムだと思います。
これは、徳利なのか、花瓶なのか、油壷なのか、いつも思い迷みます。ルーツは多分お神酒でしょうが、今は花を入れるかそのまま飾るのが良いように思います。またまた、奥様の出番ですね。
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遅生さんへ (Dr.K)
2024-01-21 11:31:58
そうですよね。この器の形を何と呼ぶのか迷いますよね。徳利と呼ぶのか、花瓶と呼ぶのか、はたまた油壺と呼ぶのか、、、。
一番多いのは徳利でしょうか、、、?
でも、ここでは、一応、少しでも格を上げてあげようと思いまして、学術的に(?)、「瓶(へい)」としてみました(笑)。

これ、なかなか、一輪挿しにも使いづらそうですね。
水仙を飾ろうとしても、口が細すぎて、水仙が入らないような気がします(~_~;)
まっ、何を入れて使うのか、妻のお手並み拝見というところでしょうか、、、(笑)。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2024-01-21 23:10:56
江戸後期~明治の品とはいえ、色絵の鶴首は魅力がありますよね
御神酒徳利にしては胴の部分が大きいですし、徳利としての実用性は?ですし・・・
色絵の赤や染付の色が、いかにもこの時代という感じですが
このように胴の部分が膨らんだ色絵の品はありそうで無いのかも知れません。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2024-01-22 09:57:17
この手の物が、時折、交換会に出てくるんです。
江戸後期の古伊万里として登場してくるのですが、私としては、江戸はないな~と思って買ったことがなかったのです(~_~;)
しかも、けっこうな値段で登場してくるんです。
今回は、「せっかく出向いたのだから何か買おうかな、、」と思っていた矢先で、しかも、意外と安く出品されましたので、つい、買ってしまいました(~_~;)

御神酒徳利としても、酒器の徳利としても、実用性からいったら「?」ですよね。
結局は、一輪挿しの花生けとして使用するものなのかもしれませんね、、、。
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ドクター様 (アトムの母)
2024-01-22 12:55:13
好きです!
器形も大きさも文様も色合いも全て好みです。
春を待つ今頃の季節に部屋の一角に飾りたいと思いました。
ぐるっと全体を写して頂いたので、可憐に咲く水仙も拝見出来ました。
ありがとうございました。
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アトムの母さんへ (Dr.K)
2024-01-22 14:58:30
アトムの母さんの好みですか(^_^)
好きになっていただき、ありがとうございます(^-^*)

一輪挿しにしないでも、部屋の一角に飾るだけでも使えそうですね(^-^*)
水仙が描かれているようですから、ちょうど、今の時期に合いそうですね(^_^)
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