滋野小学校の音楽会が開かれました

2012-10-26 23:53:10 | 雑感
10月26日、地元の滋野小学校の音楽会がサンテラスホールで開催されました。私も来賓としてご招待され参加してきました。サンテラスホールは客席数750席で市内最大の本格的ホールです。しばらく前からここで音楽会を開催しているとのこと。市内にはほかに4つ小学校がありますが、児童数や楽器を移動するためのわずわしさなどから利用しているは滋野小学校だけとのことでした。こんなすばらしいホールで発表会ができる子供たちは幸せだと思いました。

大きな会場も子供たちと保護者の皆さんが座るといっぱいでした。区長さんはじめ民生児童委員の皆さん、学校ボランティアの皆さんなど大勢の来賓の方がいらっしゃっていました。各学年ごとに歌と楽器演奏の発表がありました。素晴らしいと思ったのはオペレッタに挑戦された学年があったことです。孫悟空や雷電などを題材にした音楽劇が披露されました。6年生が演奏したハチャトゥリアンの「剣の舞」はさすが最上級生と思わせるほどでした。

子供たちの音楽に対する感覚の鋭さは私たちのころとは雲泥の差です。限られた時間の中でこれほどまでに完成度の高い舞台を作り上げられた先生たちに感謝です。先生たちはご自分たちが行った音楽劇の中で、子供たちに「夢を持つ」「夢をあきらめない」ことの大切さを訴えられていました。そういえば先日行われた炎のアートフェスティバルのキャンドルサービスの文字も「夢」でした。いまはなかなか夢の持てない時代です。しかし子供たちには夢を持ってこれからの人生にチャレンジしていってほしいと思いました。ありがとうございました。


サンテラスホールの立派な環境の中で音楽会が始まりました。


オペレッタの孫悟空「火炎山」です。とても楽しく子供たちが舞台を縦横無尽に駆け回っていました。


地元出身の江戸時代の力士雷電為右衛門を題材にしたオペレッタ「雷電くん」です。歌を自分たちで作ったり、衣装を考えたり、雷電のエピソードを寸劇にしたりと、とても工夫されていました。真ん中の児童が持ち上げているのは「お風呂に入っているお母さん」です。言い伝えによれば昔雷電のお母さんが家の外でお風呂に入っていた時のこと、急に雨が降ってきたそうおです。これを見た雷電がお母さんを風呂桶ごと持ち上げ家の中に運んだそうです。雷電が子供のころから力持ちだったという有名な逸話ですがそれを舞台上で表現してくれました。

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