議員活動4年間を振り返って

2012-11-01 23:52:21 | 雑感
私が議員になって4年になります。「議会だより」16号に「これまで、そしてさらなる飛躍をめざして-議員活動4年間を振り返る!」と題して一文を掲載しました。以下にその内容を転載します。ご覧ください。

■ 右も左もわからない中で無謀にも議員に挑戦

問  若林さんの経歴を教えてください。
若林 私は昭和24年生まれです。上田高校から横浜市立大学に進学し、地元の八十二銀行に就職しました。退職する前はコンサルタントとして、地元企業の経営改革のお手伝いをしてきました。

問  議員になったきっかけは何ですか。
若林 もともと政治には縁遠かったのですが、区の役員の時、滋野地区で中部電力送電線建設反対運動が起き、そんな中で行政と関わるようになりました。前回仲間から立候補をすすめられ、定年を前にして悩みに悩んだすえ銀行を退職。無謀とも言える挑戦でしたが、幸い皆さんのご支援で当選できました。

■ 私を支えてくれたすべての人に感謝です

問  当選されて何を感じましたか。
若林 いま考えてみると銀行でつちかった営業力と人脈、コンサルタントで学んだ分析力・企画力、住民運動で鍛えられた「市民目線」と、大切な仲間の存在が私を支えてくれました。どれ一つ欠けてもいまの私はなかったと思います。すべての皆様に感謝です。これからはお世話になったふるさとのために精一杯頑張りたいと思います。

■ 議員になって初の議会で取り組んだことは

問  議員になって最初に取り組んだことは何ですか。
若林 最初の議会で医学生への奨学金制度にかかわりました。これは医師不足を解消するため、市内出身の医学生へ奨学金を支給し、将来市立病院で働いてもらうというもの。これまで議会で何度も継続審議になっていましたが、同僚議員の協力を得て成立にこぎつけました。

問  ほかに取り組んだことは何ですか。
若林 土地開発公社の不良資産問題です。公社はバブル崩壊で多額の不良資産を抱えていました。私は一般質問で「資産評価を時価評価とし、不良資産の実態を明らかにすべき」と主張しました。その後、市も不良資産処理に取り組むようになりました。

■ しっかりと議論するために一般質問の改革が実現

問  議会改革ではどうですか。
若林 一般質問の改革に取り組みました。これまで議員からの質問は3回まででした。これでは突っ込んだ議論はできません。回数の制限をなくし質問方式もまとめて質問、まとめて答えるというのではなく、一問一答方式を主張しました。昨年3月議会から実現されました。

■ わかりやすく、読みやすい「市議会だより」めざして

問  一昨年には広報委員長になったんですね。
若林 広報委員長になり「市議会だより」の刷新に取り組みました。「わかりやすく、読まれる市議会だより」を目標にして編集しています。

問  新しい企画も始まりましたね。
若林 市民の素朴な疑問に答える「議会Q&A」がスタートし好評です。それが評価されたのでしょうか。これまで3つの市議会が視察に来られました。

■ 子供たちにツケを回さないため不要不急事業の見直しが必要です

問  これからの市政の課題は何でしょうか。
若林 少子高齢化社会はすぐそこまで来ています福祉関係予算の増額は避けられません。合併後10年たち合併特例措置が終了し、平成26年からは交付税が削減されます。税収も落込んでいます。収入は減るのに支出は増えます。不要不急な事業の見直しなど行財政改革はまったなしです。

問  舞台が丘事業についてはどう考えますか。
若林 耐震補強や利便性向上は当然必要です。しかし、あるものを使い、おカネはかけず、市民の納得を得て進めるべきです。今回完成した新市庁舎も古い建物を活用しています。第2期事業の15億円道路の必要性には疑問を感じています。

選挙カーの準備でした

2012-11-01 22:51:02 | 議会活動
今日からいよいよ11月です。今年もあと残すところ2か月となりました。そして選挙の告示まで今日も含めて3日です。告示日のぎりぎりまで地区内をもう一巡しようと思っていたのですが、ここにきて選挙の準備のために時間がとられて思うようになりません。

朝いつものように7時前には滋野駅前に立ちました。挨拶活動を始めて約半月になります。このところ朝は雲がかかることが多く、日の光がささない分寒さは一層身に凍みます。途中で知り合いが私の後援会の加入申込書を届けてくれました。以前後援会加入への協力をお願いしてあったものです。とてもありがたく感謝して受け取りました。

票読みの基本はこうした後援会員をいかにたくさん集めるかです。後援会に加入したからといって選挙の際投票してくれるとはかぎりませんが、それでも投票してくれる可能性は高いのではないでしょうか。しかし後援会入会申込書にお名前を書いていただくことはとても難しいことです。政策をご理解いただくことは無論ですが、それ以上にその方との人間関係や日頃のコミュニケーションがものをいいます。

午前中は選挙で必要な事務用品の買い物、午後は借りてきていただいた選挙カーに私の看板を取り付けました。この看板は4年前に使ったものを再利用しました。車庫に大切に保管しておいたのでほとんど汚れておらずそのまま利用することができます。看板を取り付けた選挙カーを拡声器を取り付けてもらうため電気屋さんに持ち込みました。明日は9時から選挙カーの事前審査があります。

そんな中で電話工事の方が選挙用の仮設電話の設置に来ていただきました。選挙期間中は活動が制限され、自由に活動できるのは電話をかけることぐらいです。この電話を使って投票への呼びかけを行う予定です。一方、ハガキ作戦の準備も進めています。選挙の際、2千通の選挙用のハガキを出すことが認められています。しかし2千通のハガキの宛名書きは大変です。後援会の皆様のご協力のもと準備を進めています。

国会議員さんや県会議員さんから「為書き」が届きました。「為書き」とは「必勝、若林幹雄殿」と書かれた模造紙大の紙のことです。選挙の際は必ずと言っていいほどあちこちの政党や国会議員さんなどから寄せられます。お二人の方がお見えになり、1通は宅急便で届きました。

夕方、後援会の幹部の方とご一緒に地元区を一巡しました。今日と明日の二日間かけて最後の挨拶回りです。どのお宅でも温かく迎えていただき、「頑張って」と激励されました。とてもありがたいことです。こうした皆様の期待にこたえるためにも頑張らねばと思いました。

こうして一日終わりました。明日は午前中は選挙カーの事前審査、明後日は午後から選挙事務所の準備です。4日の告示を前に忙しい日々が続きます。今日は選挙告示を前にした私の選挙準備について綴りました。どうぞよろしくお願いいたします。

新庁舎・新図書館の竣工式でした

2012-11-01 05:41:56 | 議会活動
10月31日、夕方4時半から市庁舎中庭にて新庁舎・新図書館の竣工式とお披露目会がありました。市内外から大勢のお客様が出席されました。会場は新設なった中庭です。最初に市の木である「くるみ」の植樹があり、次いで市長、議長を始め関係者によるテープカットが行われました。夕闇が迫る中でスポットライトが幻想的でとてもいい雰囲気でした。

その後、新図書館のお披露目がありました。1階は郷土史などに関する資料室、2階は児童と一般の図書室となっています。全体に絨毯張りで書架もゆったりとして落ち着いた雰囲気を醸し出していました。朝9時から6時半まで利用できます。どうぞ一度ご利用されてはいかがでしょうか。


勢ぞろいしてテープカットでした。


図書館の1階は郷土史関係の資料室です。とても充実していてこれから調べ物をするのに一層便利になります。


2階は児童書と一般の書籍コーナーです。ゆったりとした構造になっています。


週刊誌や雑誌、新聞コーナーも充実しています。


室内のあちこちに読書机が設置されています。中にはパソコンでインターネットに接続できる環境も整えられています。


お母さんと子どもとの読み聞かせ椅子です。

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