しげの里づくりの会についてお話ししましょう

2013-11-13 18:27:11 | 雑感
しげの里づくりの会第一部会がありました。これまで地域課題の解決は行政主導で行われてきました。しかし少子高齢化が進む中で地域の課題は多岐に及び、より複雑化してきています。課題解決のためには行政にまかせるだけでなく、地域住民が自ら立ち上がり解決にあたった方が有効な場面が出てきています。

こうしたことから、2年前から滋野地区は協働のまちづくりのモデル地区となり様々な取り組みが行われました。その結果今年の春「しげの里づくりの会」が発足したものです。この会には滋野全区から委員が選出され、区長さん達も参加しています。メンバーは約100名。滋野地区内で活動しているすべての団体を網羅しています。地元議員も参加しています。

会は5つの部会に分かれています。第1部会は歴史・文化、第2部会は地域・産業、第3部会は環境保護、第4部会は育成会・子供、第5部会は生涯学習・公民館活動がテーマです。市はこうした取り組みを市内5地区すべてに拡大しようと、今年は北御牧地区で活動を進めてきています。

私は第1部会の副部会長を仰せつかっており、このほど方針を確定するための会議を開きました。第1部会はこの春、地域を紹介するガイドブック「ふるさと滋野」を発行しています。その結果3つのことが決まりました。

第1に、年明けの2月ごろガイドブックを中心にした講演会を開催すこと、講師は地元の歴史研究家。第2に、地元出身の江戸時代の力士「雷電為右衛門」の墓前祭ツアーを実施すること。2月11日は雷電の命日で雷電が晩年を過ごした佐倉市では毎年墓前祭が営まれています。ここに参加し佐倉市の皆さんと交流しようというものです。第3に、ガイドブックの追加印刷を行うことです。

まだまだヨチヨチ歩きを始めたばかりの里づくりの会ですが、10月には第4部会を中心に、滋野小学校の子供たちの通学合宿を成功させています。この活動が今後さらに大きく広がることを願っています。


日めくりカレンダー