特定秘密保護法案の採決に反対の票を投じたみんなの党の井出ようせいさん、そしてジャーナリストの江川紹子さんのお話をお聞きしました。
みんなの党は特定秘密保護法案に賛成でしたから井出さんはきわめて厳しい立場に立たされています。報道によれば法案に反対した同僚議員とともに、みんなの党を割って新しい党を立ち上げるそうです。
会場は上田市内の映画館。立ち見も出るほど会場はいっぱいでした。私は井出さんのお話をお聞きするのは初めてでしたが、ご自分の考えをしっかり持っており、いわゆる議員臭がなく誠実なお人柄が感じられました。選挙のことを考えればあまり波風を立てることは得策ではありません。それでもこれだけは譲れないとおっしゃっていました。
江川さんは「未来から今を見る目が必要」と言い、「あとでなぜあの時に行動しなかったのかと悔やむことのないように」とおっしゃっていました。「市民の支えが必要だ。支えきれなくなった時、マスコミも政治家も倒れていく。市民が政治家を育てることだ」と述べられました。
特定秘密法案が強行採決された直後でもあり、熱気のこもった国政報告会でした。