写真は12月議会でゆうふるtanakaの温泉プールを視察したときのものです。
いま市内には4ヶ所の温泉施設があり経営問題が深刻化しています。
温泉施設への委託料は年間約9千万円、改修費も入れると1億数年万円にも
なります。経営改善のため市は年間利用券の廃止と、ゆうふるtanakaの温泉
プールの廃止を提案してきました。
年間利用券とは年間券4万円を購入すれば温泉施設が1年間使い放題という
もの。温泉プールは市内にはゆうふるtanakaと御牧アクティブセンターの
2ヶ所あります。今回の措置により1ヶ所に統合することで経費削減を図ろう
というものです。
これに対しプールを利用されている皆さんは1300名の署名を集め存続の
陳情を実施しました。
両方の議案は産業建設委員会の所管となり、陳情については市民グループの
方が委員会で説明しその後議員との間で意見交換が行われました。
その結果、年間利用券の廃止条例についてはやむなしとして可決、ゆうふる
tanakaの温泉プール存続の陳情については継続審議となりました。
その後、市は市民説明化の中で温泉プールを当面存続し、利用料金について
検討することになりました。
しかし産業建設委員会は9月議会において、利用料金の見直しを含む温泉
施設の経営改善について付帯決議をあげており、引き続き調査研究を行って
ゆくことになりました。その結果、県内の先進自治体の温泉施設経営のあり
方について視察することになりました。
市民サービスの充実は大切ですが、同時に財政健全化への取り組みも重要
です。さらに研究を進めてまいります。