郷土史研究会の新年会でした

2015-01-18 06:51:05 | 雑感


地元の郷土史研究会の新年会がありました。
平成8年創立ですのでかれこれ20年。現在の会員は18名です。
私が入会したのは平成18年で、9年目になります。

そんな会ですがこのところ春の修学旅行を行うようになりました。
平成23年の群馬県富岡製糸工場、24年は諏訪大社と諏訪蚕糸博物館
25年はNHKの大河ドラマ「八重の桜」にちなんで会津若松、
そして昨年は「軍師官兵衛」にちなんで関ヶ原、彦根、安土を訪れました。

そして今年、長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」に行くことになりました。
私は一昨年訪れたことがあり、写真のパンフレットはその時のものです。

パンフレットのご挨拶から引用させていただきます。

 中国東北地方にかつて13年間だけ存在した幻の国「満州国」。
 ここの日本から約27万人の農業移民がわたって行きました、

 「満蒙開拓団」です。”20町歩の地主になれる””満蒙は日本の生命線”
 ー夢を抱いて渡った新天地でしたが、1945年8月9日、
 突然のソ連侵攻で満州は戦場と化し、開拓団の人たちは広野を逃げ惑います。

 終戦後も祖国に帰ることができず、難民収容所では飢えと寒さで大勢亡くなりました。
 日中双方に多くの犠牲を出した「満蒙開拓」とはいったい何だったのか。
 私たちはこの歴史を風化させることなく後世に伝えるため、
 その拠点として記念館をつくりました。

 戦争に導かれてゆく道筋を学び、人々の体験に耳を傾け、
 平和な社会とは何かを皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。


ちょうど中国残留日本人孤児の肉親捜しに挺身された故山本慈昭氏(長岳寺住職)
の半生をつづった映画「望郷の鐘」の上映会も行われます。

今年は終戦から70年の節目の年でもあります。
あらためて戦争と平和について考えてみたいと思います。

お役所がやれば赤字、民間がやれば黒字…?

2015-01-18 01:04:44 | 議会活動
いま東御市においては温泉施設の委託料が大きな問題になっています。
市内にある温泉施設はなんとなんと…5つ。
湯楽館、ゆうふるtanaka、明神館、御牧乃湯、そして少し小ぶりのほたるの湯。
旧東部町に2つ、旧北御牧村には地域ごとに3つ。合併してそのまま存続し5つ。

この維持管理に関する委託料だけで昨年は9000万円。
温泉施設の補修費に数千万円。都合1億数千万円が温泉に投入されています。
お風呂に入るだけでこれだけのお金をつぎ込むとはなんとも太っ腹。

これに対し上田市の民間温泉施設「××の湯」は民間ながら
多くのお客さんの支持を受けて頑張って営業しています。
場所は人里から離れたやまあい。アクセスは悪いし景観も期待できない。
そんな不便なところなのに人気の温泉施設となっています。

そんな「××の湯」さんが数年前に須坂市の公営温泉の運営を委託されました。
うわさでは行政から委託料はいただいていないとか…。

民間がやれば頑張って利益を出しています。
一方、お役所の息のかかった第三セクターがやれば赤字になり、
毎年1億数千万円がかかります。

いったいどうなっているのか。どうしたら黒字になるのか。
そんな秘密を探ろうと思い、
市議会産業建設委員会で須坂市へ勉強に行くことになりました。

どんなお話がお聞きできるのか今から楽しみにしています。
温泉施設の経営刷新の一助になればと思っています。

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