先日の武蔵野ポタの途中で立ち寄った東大和公園は
戦争の面影が残る変電所などの遺構が残されています。
壁の弾痕がごっつスゴイ!
プロペラエンジンなどもオブジェとして設置されて
いますが、第2次大戦の記憶は彼方といった風情。
日本では、もう戦争の記憶も霞みがちな世代がほとんど
となり、学校で少しばかり触れられる程度でしょうか。
もちろん、僕らもまったく戦争を知らない世代なわけで、
その凄惨さなどは思いもいたらないというのが現実
でしょうか。
今でも世界のどこかで呼び名は違えど規模の大小問わず、
相変わらず戦争が行われていて、建物が破壊され、
人が葬られ、文化が歪められていたりするわけで、
戦争とは、”イケナイコト”とはわかっていても、
”ヤリタクナルコト”なのかもしれない。
まさに人類が自らに向けた冒涜行為だな。
これは人間の業なのかとも思ったりします。
死人のようにたたずむ変電所を前に、なんだかボーッとした
気分になったのは、蒸し暑い気候のせいか、それとも
無数の弾痕に吸い込まれそうになったせいか!?