遊ぶ。 ただヒタスラに遊ぶ。

1998年01月18日 | タカシ
 最近のタカシはオベンキョーをほとんどやらない。幼児園から帰ってから夜寝るまでの間,ただひたすら遊ぶ。その遊びはといえば,ビデオを見るか(ポケモン,アラレちゃん,ミッキー,etc.),パソコンをやるか(マイクロソフト・パズルコレクション,キティーちゃん,トルーディー,etc.),テレビを見るか(テレビチャンピオン,炎のチャレンジャー,東京フレンドパーク,etc.),ポケモン人形やらプラレールやらピンボールやらのオモチャで遊ぶか,あるいは,トランプ遊び,数取器カチャカチャ,ストップウォッチ早押し,などなど。受動的・能動的相半ばしてはいるが,いずれもお座敷遊戯の類で,戸外に出て身体を動かして遊ぶことはほとんどしない。

 父が時々,ねぇ,たまにはオベンキョーをしようよ,などと誘い水をかけても大体はイヤそうな表情を見せることが多いので,それ以上の無理強いはしない。そして正月明け,ヨソの子から来た年賀状の数々を見ながら父は嘆息する。相対的に見て,タカシは学力(=読み書き能力)がかなり劣っているようだと。一方母は,ベンキョーなんてそのうちにやる気になればやるんだから,と半ば放任状態。父はそれでも,せめてひらがなの読み書きくらいは何とかねぇ,とシツコクこだわっている。しかり,まことに凡庸な悩みである。

 もうひとつ。最近のタカシは,周囲の状況が変わって何か楽しい気分になると,面白い仕草,面白い言い回し,いわゆるオチャラケルような行為をしばしば行う。それは恐らくオトモダチの影響であろう。確かに他人に影響されやすい子だ。人の後に従い,人真似をする子だ(父からの遺伝か?)。現段階においてそのような性癖が一概に悪いとは決して思わない。思わないけれども,それでももう少しシャキッとして或いはゆったりと構えて,例えば父と一緒に本を読んだり,絵や文字を書いたり,クイズをやったり,あるいは近所をのんびりと散歩したりするような時間を楽しんで欲しいと考える。無論これも凡庸な悩みであることは重々承知の上だが。

 ああ,ついつい愚痴ばかりになってしまった。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都市計画法に基づく第一種低... | トップ | 田舎の選挙システム »
最新の画像もっと見る

タカシ」カテゴリの最新記事