浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

木質形成遺伝子を発見

2008-09-01 19:02:58 | 木の話題
産業技術総合研究所や科学技術振興機構などのグループが、植物の骨格にかかわる遺伝子を発見しました。
木質は、セルロースとヘミセルロースとリグニンという三種類の化学成分から成り立っています。
この三つの成分の強度的な働きを鉄筋コンクリートにたとえると、セルロースが鉄筋、リグニンがコンクリート、ヘミセルロースが両者のなじみをよくする針金のような働きをしています。
木質形成遺伝子を発見したことにより、たとえばセルロースの多い木質を産んだり、あるいはリグニンの多い木質を産んだりできるのです。
紙を作るには、リグニンを排除しなければなりませんが、最初からリグニンの少ない植物を産めば、かなり製造コストが低くなるでしょう。
また、木材でも、セルロースとヘミセルロースとリグニンのバランスをうまく作れれば、最高に強度の高い木材を産むことができるかもしれません。

こんなことを発見する人の頭って、どうなっているんでしょうね。
なんだか人間の可能性のすごさを感じると共に、怖さも感じます。
北京オリンピックでは強制的に雨を降らせたりしていたっていうし・・・。

アメリカのニューオリンズに上陸するかもしれない大型ハリケーン「グスタフ」も強制的に小さく出来ないものでしょうか…。
なんと190万人が非難しているそうです。

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コメント
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