浅草の木材バカ四代

東京下町・浅草の材木屋。四代目社長日記

木材瓦礫と木材我欲

2011-07-25 00:00:00 | 木の話題
『宮城県と合板大手のセイホクは、東日本大震災で発生した大量の木材がれきを、パーチクルボードの原料やボイラーの燃料として再利用する取り組みを石巻市内でスタートさせた。
同社は津波を受けて操業停止に追い込まれたが、6月23日から本格的に工場の稼働を再開している。
処理される木材がれきは、石巻市南境の仮置き場にあり、セイホクのチップ製造工場にトラックで搬入される。
工場では作業員の手作業で大まかに異物を取り除かれたがれきが破砕機に入れられ、細かいチップに加工される。
チップは接着剤で成型され、家具や建築資材の原料となる。
紙やビニールなどの異物が混じっている場合は、同社のバイオマスボイラーの燃料に利用される。
がれきに含まれる塩分は2、3カ月、野ざらしにすることで抜けるという。
県によると、現在は1日約100トンを処理。
1日300トン程度へ徐々にペースを引き上げ、3カ月で約3万5000トンの木材がれきを再利用する計画。
焼却した場合の数分の一に処理費用を抑えられるとしている。
環境省の推計では石巻市のがれき量は約600万トンと、被災地の中で突出している。』

ワタシも以前、石巻のセイホク工場に見学に行ったことがあり、また今回の地震の被害状況を知っていましたので、もう工場が再開しているのかと、人間の力のすごさを感じています。
着実に復興しているのだなぁと嬉しく思います。
ワタシも8月上旬に再度石巻でボランティアする予定です。

セイホクさんは最大手なので、批判されることも多々ありますが、我欲だけでなく復興のためにがんばってもらいたいです。
東北瓦礫製パーチクルボードが出来上がれば、当店でも販売したいと思います。

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  ワタシのお店
   木質材料専門店 エコモク
   木の雑貨専門店 comoku
   いろんな合板専門店 @合板

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コメント
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