平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ペリシテとの戦い

2010-12-09 02:51:05 | スピーカー工作
 小沢城址と菅仙谷なかよし公園の事を書いたら、稲城での試聴会が、ダビデとペリシテ人の戦いの様相を呈してきました。SNSの方で詳しいのですが、稲城の読者が周辺事情を調べ、ジャイアンツ関係施設がゴリアテだから、小沢・菅仙谷はペリシテ人に相当すると書いています。

 時はまさに12月の12日。何やら最終決戦にふさわしい日付です。参加する読者の中に、ハンドルが穴穂という、稲城に加勢する目出たい名前。米で象徴されるイエスの代理戦争ですね。僕の方も、6N-FE88ESというユニットが間に合い、ハンズでカットしておいたサブバッフルに取り付けて交換完了。ついでに、コーン保護用のネットも取り付けることにしました。一回り大きい10センチ用のネットで、フレーム全体を覆う感じです。幅もピッタリでした↓。



 ケルビム型バックロードホーンは首が長いので、運搬を考慮して、首の付け根から取り外しが出来るようになっています。もっとも、ユニットやヘッドの相性が悪い時を考慮し、下のキャビネットを活かす交換式にしたのですけど。結果的に、今度の6N-FE88ESがジャストフィットして交換する必要がなく、あとで接着すれば強度も増します。



 6N-FE88ESの6Nは、コイルに使われる銅線が99.9999%の純度という意味です。9は救世主の象徴数で、88は八十八でイエスとヤハウェを表します。ダビデはイエスの雛形の一人ですが、石を唯一の武器とし、剣や槍を用いない救いの雛形を示した人です。ダビデの意味は「幸いなる者」とされていますから、僕も稲城の戦いにふさわしいのです。

 6N-FE88ESに交換しての音質ですが、ホーン臭さがなくなり、透明で繊細で艶があり、良く伸びた低音とバランスが取れています。高域の自然な伸びと切れは一級品で、細かい音を再生するので、ため息やオケの雑音などがリアルに伝わってきます。今まで聞こえなかった音が聞こえてくるので、聞き飽きた曲でも新鮮な発見があります。

 欠点として、試聴ポイントが一箇所に限られ、頭を振っただけで楽器の位置が変化します。アバウトな定位が無いのですが、試聴ポイントが合えば、楽器の位置が分かり、音場は広大に広がり、ホールの奥行きや高さも感じられます。もっとも、そういう音楽ソースは少ないですけど。

 試聴会は日曜日の午後からですが、天気予報も晴れのようです。清水の舞台から飛び降りて捻挫し、「今日も致命傷で済んだニダ」という覚悟で手に入れたユニットですから、弟子の部屋ではユニットを汚す油料理は厳禁と申し付けてあります。焼肉やタコ焼きはホットプレートではなく、台所で換気扇をフルに回して調理しろという事です。当然、来客のタバコもジェッタイにダメです。それから窓からの紫外線もダメ。紫外線焼けでエッジが硬くなります。と書きながら、自家用に自分用も作りたいのが本音です。でも置く場所がないので諦めですね。太宰ではないですけど、聖諦の心境です。

      エフライム工房 平御幸

コメント
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