ホープフルステークスでディープサウンドが不可解なしんがり負け。馬体重が減ったのが原因でしょうか。阪神の2才500は、サトノオーが直線で寄られる不利で2着。と思ったら、1着馬が降着でラッキーな2連勝。有馬記念は、ブエナビスタに本来の行きっぷりがなく、直線だけの競馬でハナ差の2着。やはり疲れていましたね。
有馬記念を勝ったのは1番枠のヴィクトワールピサで、横綱白鵬が来場することや、日ハムに入団する斎藤投手の予想などから、いろいろとフラグは立っていました。スローペースと見るや、向こう正面から進出したデムーロ騎手は素晴らしい。ブエナビスタの猛追も、スミヨン騎手だから可能だったのです。3着までは外人騎手というのは偶然ではないのです。出涸らしレースにもかかわらず、実に素晴らしいレースでした。
蛇足ですが、有馬記念前の、ホープフルステークスなど中山の芝レースは、馬体重が上から一番と二番目の馬が立て続けに勝っていたのです。僕が巨漢馬のトゥザグローリーを押した理由でした。3着でしたから予想は大当たりです。それにしても、デムーロ騎手は涙を流して喜んでいましたから、有馬記念やジャパンカップは外人騎手にとってもステイタスなんですね。彼らが必死になるわけです。
最強牝馬のブエナビスタが負けたことで、フィギュアスケートの浅田真央優勝もないなと思いました。それでも、SNSの方では眠いのを我慢して実況に付き合い、親心で予想だけは書かないようにしました。安藤美姫さんの優勝は、完成度というか、フィギュアスケートに対する真摯さの違いの結果だと思います。ジャパンオープンの時に書きましたが、リンクに礼をする安藤さんは、尊敬されるスケーターとして完成しつつあるのです。ワールド本命は揺るぎません。
対する浅田真央・村上佳菜子の両選手は、まだまだ真央ちゃんであり佳菜子ちゃんなのです。あと数年はそのままで良いと思いますが、リーダーになるには勉強することは山ほどあります。完成度の違いがよく見えたフリーでした。
さて、復活を遂げたかの様に見える真央ちゃんですが、6分間練習でリンクに入るときに、ショートプログラムの時のようなショートカットは取りませんでした。リンクに降りてすぐに左旋回して先頭を奪ったショートプログラムと異なり、他の選手の後を右回りでノロノロと追っかける姿勢を見たとき、ショートプログラムの必死さは無くなっていると感じました。案の定、彼女にとっては燃え切らない、平凡な出来に終始しました。とは言っても、ファンにとってもここまでやってくれれば十分ですが。でも、平凡な出来だから完璧な安藤さんに負けたのです。ここに連盟による上げ下げはありません。それは本人が一番良く自覚していると思います。
上げ下げというと、ワールド選考を邪魔するジュニア選手は軒並み下げられていたと思います。庄司理紗選手と大庭雅選手は、もう少し点数をもらっても良いのでは。二人とも安藤さんから荒川さんに至るトリノ前のブーム世代だと思いますが、庄司理紗さんは荒川さんタイプで、お尻が大きくなる成長期に苦労しそうです。もう兆候は出始めています。大庭雅さんは碁が趣味とかで、物怖じしない性格と賢さが感じられます。
ちまたで下げられたという声の多い鈴木さんですが、僕は下げられたとは思いません。鈴木さんは引き出しが少なく、何を滑っても同じような印象しかありません。踊れると評価されていますが、大げさな身振りだけで、鑑賞者がすぐに食傷するタイプです。昨シーズンは摂食障害からの復活という美談と、中野さんの不調が重なってラッキーでしたが、今シーズンは評価が厳しくなるのは当然です。
昨年から何が変わったかと問われて、一番困るのが鈴木さんではないでしょうか。真央ちゃんのような、誰の眼にも分かる滑らかなスケーティングに変化、というようなアピールポイントがありません。一年間の進歩が見られない状況では、憑き物が落ちてまともになった村主さんよりも落ちて見えます。コーチと共に、どこかに油断や高慢があったのではと感じました。
男子は小塚君が男らしくなり、ジャンプの軸も真っ直ぐになりました。優勝は当然です。羽生君は経験不足が出ましたが、才能はピカイチなのでやがて優勝すると思います。織田君と高橋君は弱点がそのままですから、伸び代はどうでしょうか。
放送の方では、アヤパン起用で魔女の内田恭子が消えて、空気がサワヤカラスカル状態でした( <ヽ`д´> 窓が準オープンという意味ニカ?)。放送全体も、一部のクイズ以外は随分とまともになった印象があります。在日マネーが尽きたのでしょうか。でも、まだまだですけどね。ともかく、ジュニア選手をたくさん見られて良かったです。でも、どうせならライブ中継をしろと。
エフライム工房 平御幸
有馬記念を勝ったのは1番枠のヴィクトワールピサで、横綱白鵬が来場することや、日ハムに入団する斎藤投手の予想などから、いろいろとフラグは立っていました。スローペースと見るや、向こう正面から進出したデムーロ騎手は素晴らしい。ブエナビスタの猛追も、スミヨン騎手だから可能だったのです。3着までは外人騎手というのは偶然ではないのです。出涸らしレースにもかかわらず、実に素晴らしいレースでした。
蛇足ですが、有馬記念前の、ホープフルステークスなど中山の芝レースは、馬体重が上から一番と二番目の馬が立て続けに勝っていたのです。僕が巨漢馬のトゥザグローリーを押した理由でした。3着でしたから予想は大当たりです。それにしても、デムーロ騎手は涙を流して喜んでいましたから、有馬記念やジャパンカップは外人騎手にとってもステイタスなんですね。彼らが必死になるわけです。
最強牝馬のブエナビスタが負けたことで、フィギュアスケートの浅田真央優勝もないなと思いました。それでも、SNSの方では眠いのを我慢して実況に付き合い、親心で予想だけは書かないようにしました。安藤美姫さんの優勝は、完成度というか、フィギュアスケートに対する真摯さの違いの結果だと思います。ジャパンオープンの時に書きましたが、リンクに礼をする安藤さんは、尊敬されるスケーターとして完成しつつあるのです。ワールド本命は揺るぎません。
対する浅田真央・村上佳菜子の両選手は、まだまだ真央ちゃんであり佳菜子ちゃんなのです。あと数年はそのままで良いと思いますが、リーダーになるには勉強することは山ほどあります。完成度の違いがよく見えたフリーでした。
さて、復活を遂げたかの様に見える真央ちゃんですが、6分間練習でリンクに入るときに、ショートプログラムの時のようなショートカットは取りませんでした。リンクに降りてすぐに左旋回して先頭を奪ったショートプログラムと異なり、他の選手の後を右回りでノロノロと追っかける姿勢を見たとき、ショートプログラムの必死さは無くなっていると感じました。案の定、彼女にとっては燃え切らない、平凡な出来に終始しました。とは言っても、ファンにとってもここまでやってくれれば十分ですが。でも、平凡な出来だから完璧な安藤さんに負けたのです。ここに連盟による上げ下げはありません。それは本人が一番良く自覚していると思います。
上げ下げというと、ワールド選考を邪魔するジュニア選手は軒並み下げられていたと思います。庄司理紗選手と大庭雅選手は、もう少し点数をもらっても良いのでは。二人とも安藤さんから荒川さんに至るトリノ前のブーム世代だと思いますが、庄司理紗さんは荒川さんタイプで、お尻が大きくなる成長期に苦労しそうです。もう兆候は出始めています。大庭雅さんは碁が趣味とかで、物怖じしない性格と賢さが感じられます。
ちまたで下げられたという声の多い鈴木さんですが、僕は下げられたとは思いません。鈴木さんは引き出しが少なく、何を滑っても同じような印象しかありません。踊れると評価されていますが、大げさな身振りだけで、鑑賞者がすぐに食傷するタイプです。昨シーズンは摂食障害からの復活という美談と、中野さんの不調が重なってラッキーでしたが、今シーズンは評価が厳しくなるのは当然です。
昨年から何が変わったかと問われて、一番困るのが鈴木さんではないでしょうか。真央ちゃんのような、誰の眼にも分かる滑らかなスケーティングに変化、というようなアピールポイントがありません。一年間の進歩が見られない状況では、憑き物が落ちてまともになった村主さんよりも落ちて見えます。コーチと共に、どこかに油断や高慢があったのではと感じました。
男子は小塚君が男らしくなり、ジャンプの軸も真っ直ぐになりました。優勝は当然です。羽生君は経験不足が出ましたが、才能はピカイチなのでやがて優勝すると思います。織田君と高橋君は弱点がそのままですから、伸び代はどうでしょうか。
放送の方では、アヤパン起用で魔女の内田恭子が消えて、空気がサワヤカラスカル状態でした( <ヽ`д´> 窓が準オープンという意味ニカ?)。放送全体も、一部のクイズ以外は随分とまともになった印象があります。在日マネーが尽きたのでしょうか。でも、まだまだですけどね。ともかく、ジュニア選手をたくさん見られて良かったです。でも、どうせならライブ中継をしろと。
エフライム工房 平御幸