抽選の結果、オルフェーヴルは大外の18番枠で、斤量の軽い英仏のダービー馬2頭は、仮柵が取り払われるインのグリーンベルト。外枠からの勝ち馬は殆ど無い傾向から、早々とキャメロットを一番人気に変更するブックメーカーも出ています。
凱旋門賞はただでさえ斤量の軽い3才馬が有利で、その上に絶好枠。抽選は、ゲストが馬番を引いて、さらに枠番も引くという二度手間。一見すると不正はないように見えますが、簡単なトリックの手品で、有力馬を予め決めていた枠に押し込めるのです。ディープインパクトの時に、禁止薬物を摂取させて失格としたフランスですから、今回も疑われて仕方ありません。
しかし、それはアウェイでは当たり前と受け止めるべきで、陣営にとっては極めて想定内だと思います。そのために、JRAの馬場造園課を巻き込んで、春競馬はインが伸びる模擬凱旋門賞コースと、阪神大賞典と天皇賞・春という二度の大外枠を体験させたからです。そのために犠牲となって潰れた馬もいたくらいです。
このように、オルフェーヴルは今回の抽選を見越したかのような春のステップでした。あとは、名手スミヨン騎手がどのようにエスコートするか、あるいはただ掴まっているだけか、どちらにしても興味津々です。
オルフェーヴルの母の父はメジロマックイーン。秋の天皇賞で不良馬場をスイスイと苦にしなかった脚質。3200mで真価を発揮したスタミナと先行力。オルフェーヴルにはこの血が隠されているわけで、父ステイゴールドの切れ味と勝負強さだけが取り柄の馬ではありません。従って、凱旋門賞で圧勝しても驚かないし、逆に気分が乗らなくて惨敗しても不思議ではありません。僕は、春の経験が生きてくると思いますし、天皇賞で無理をしなかったのも吉と出ると思います。
今日のジャパン・オープンに真央ちゃんが出ましたが、ドイツ系ワグナーに僅差の2位。勝利の女神はツンとしてスワローズも敗退。僕は風邪気味で、鼻水と咳で喉も少し痛い。というわけで、オルフェーヴルが勝ちそうな運気はありませんが、この不利を撥ね退けて勝つようだと、フランケル級の評価となります。
反日フジテレビで生放送らしいですが、僕はスミヨンの騎乗だけに注目して観るつもりです。どんな名手でも難しい騎乗ですから、名手デットーリのキャメロットと共に、見応えのあるレースを期待します。
エフライム工房 平御幸
凱旋門賞はただでさえ斤量の軽い3才馬が有利で、その上に絶好枠。抽選は、ゲストが馬番を引いて、さらに枠番も引くという二度手間。一見すると不正はないように見えますが、簡単なトリックの手品で、有力馬を予め決めていた枠に押し込めるのです。ディープインパクトの時に、禁止薬物を摂取させて失格としたフランスですから、今回も疑われて仕方ありません。
しかし、それはアウェイでは当たり前と受け止めるべきで、陣営にとっては極めて想定内だと思います。そのために、JRAの馬場造園課を巻き込んで、春競馬はインが伸びる模擬凱旋門賞コースと、阪神大賞典と天皇賞・春という二度の大外枠を体験させたからです。そのために犠牲となって潰れた馬もいたくらいです。
このように、オルフェーヴルは今回の抽選を見越したかのような春のステップでした。あとは、名手スミヨン騎手がどのようにエスコートするか、あるいはただ掴まっているだけか、どちらにしても興味津々です。
オルフェーヴルの母の父はメジロマックイーン。秋の天皇賞で不良馬場をスイスイと苦にしなかった脚質。3200mで真価を発揮したスタミナと先行力。オルフェーヴルにはこの血が隠されているわけで、父ステイゴールドの切れ味と勝負強さだけが取り柄の馬ではありません。従って、凱旋門賞で圧勝しても驚かないし、逆に気分が乗らなくて惨敗しても不思議ではありません。僕は、春の経験が生きてくると思いますし、天皇賞で無理をしなかったのも吉と出ると思います。
今日のジャパン・オープンに真央ちゃんが出ましたが、ドイツ系ワグナーに僅差の2位。勝利の女神はツンとしてスワローズも敗退。僕は風邪気味で、鼻水と咳で喉も少し痛い。というわけで、オルフェーヴルが勝ちそうな運気はありませんが、この不利を撥ね退けて勝つようだと、フランケル級の評価となります。
反日フジテレビで生放送らしいですが、僕はスミヨンの騎乗だけに注目して観るつもりです。どんな名手でも難しい騎乗ですから、名手デットーリのキャメロットと共に、見応えのあるレースを期待します。
エフライム工房 平御幸