平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

菊花賞

2012-10-19 11:37:37 | Weblog
 ダービー馬のディープブリランテまでもが故障し、今年の菊花賞はゴールドシップ1色の様相。でも、有力馬回避の凱旋門賞に何となく似ています。意外に落とし穴があるのでは。

 菊花賞は3000mという距離が未知数の馬が多く、過去には有力馬の多くが人気を裏切って沈没した、もっとも予想しにくいレースの一つです。イギリスの菊花賞に相当するセントレジャーで、断然人気のキャメロットが負けて三冠を逃したばかり。キャメロットは凱旋門賞でもいいところなく、不運そのままに疝痛で緊急手術。果たしてゴールドシップはどうか?

 ダービーの頃にも書いた記憶があるのですが、ゴールドシップの母系に入っているプルラリズム。これが底力のないハンデキャップホースで、大一番での弱さにつながります。もっとも、凱旋門賞2着のナカヤマフェスタに入っいるタイトスポットも、似たようなハンデキャップホースでした。ステイゴールドは、このような底力に欠ける血が入ると丁度良くなるのかもしれません。

 今年の菊花賞は、枠の両端が芦毛という珍しい組み合わせ。真ん中に入った四枠の2頭、エタンダールとニューダイナスティ、それから三枠の2頭、アーデントとロードアクレイムはディープインパクト産駒。

 長距離適性では、内からフェデラルホール、コスモオオゾラ、スカイディグニティにタガノビッグバンと多士済々ですが、この中でセントライト記念の内容が良かったスカイディグニティを一押し。実力馬のコスモオオゾラは、ダービー以来というローテーションが割引。

 神戸新聞杯組では、母がオークス馬の良血ロードアクレイムと、長距離適性のあるユウキソルジャー。ユウキソルジャーは、馬主がちきり組合という、機織りの経糸を巻き取る「千切り」が気になるところ。マウントシャスタは距離に疑問。

 結論として、ゴールドシップが中心の構図は変わりませんが、スカイディグニティとロードアクレイムが対抗と黒三角。穴として、フェデラルホールとダノンジェラートとエタンダール。大穴はユウキソルジャー。

 凱旋門賞がソレミアという穴馬だったので、穴にかけて空のスカイディグニティに注目したいと思います。

    エフライム工房 平御幸
コメント (7)
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