平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

きさらぎ賞

2014-02-07 21:24:28 | Weblog
 聖書に名前の出てくる天使は、ケルビム、ミカエル、ガブリエルの3つだけ。このうち、ケルビムは「蹴る蹴る、足2本」で、「ガブリと咬みつく」のガブリエルと共に、サタン(毒蛇)の天敵である鷲を表していました。

 天使が神の眷属としてサタンの敵なら、このように鷲で象徴されるのは当然ですが、何でも難しく考えようとする知識の亡者には、神の仕掛けた絶好の落とし穴となっていたのです。残るはミカエルの意味ですが、「御○」や「三○」と書いてミカと読む、聖書学的に大事なものは山ほどあるので絞れません。あるいは「密○」かな。

 日曜日には西尾市で火祭が行われるのですが、風邪が治らないので行くのを取りやめました。鳥羽の火祭りと呼ばれる鳥羽神明社に伝わる奇祭ですが、町村合併前は幡豆(はず)と呼ばれた地域の祭りです。スワローズで主砲を務めたことのある杉浦選手の出身地です。王を育てた荒川コーチの最後の教え子です。

 さて、クラシックを占う前哨戦の一つとして定着している京都競馬場のきさらぎ賞。次週東京の共同通信杯は、勝ち馬からダービー馬を排出しなくなって久しいですが、こちらも03年のネオユニヴァース以来出ていません。むしろ負けた馬の中からメイショウサムソンやオルフェーヴルが出たり、この時期は完成度で勝っても仕方のない側面もあります。

 今年の注目は、朝日杯馬アジアエクスプレスと同馬主の無敗馬バンドワゴン。バンドワゴンと言えば格好良いですが、日本語でチンドン屋だと途端に買いたくなくなります。国政選挙の度にバンドワゴン効果とか選挙用語が出てきますが、競馬では人気と力は無関係なので果たしてどうか。

 バンドワゴンの父ホワイトマズルは、キレはないけど持続したスピードが持ち味の産駒が多く、バンドワゴンも逃げや先行から押し切る安定性を持っています。ただ、この手の馬は皐月賞やダービー向きではなく、秋の菊花賞で狙いたいタイプです。仮に皐月賞で勝ってもダービーでは沈むタイプ。

 同じく2戦2勝のトーセンスターダムは、ディープインパクト産駒の高額馬。常に僅差でしか勝たないので、ここで差を付けられて負けると評価がガタ落ちになるタイプ。母の父エンドスイープも含めて母系はマイラー色が濃く、体型とは別に距離短縮で真価を発揮するタイプかもしれません。クラシックシーズンの春には2000mを勝っても、その後はスプリンターとして活躍したドージマムテキなんて馬もいましたがね。

 なお、フィギュアスケートの高橋が使用する曲をゴーストライターが書いていたと騒いでいるみたいですが、僕は聴いたこともないし、そのインチキ作曲家のことも全く知らないので、よく分かりませんが「ザマー」という罵声だけにしておきます。インチキはインチキを呼ぶ。僕のように古典派中心のクラシックファンは騙されることはないのです。ただ、本当の作曲家の著作権放棄は絶対にダメ。腐った人間でも最後の倫理だけは守りましょう。

    エフライム工房 平御幸
コメント (7)
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