平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

JA-0506の修理 その2

2014-08-07 22:45:33 | スピーカー工作
 ミカエルと最も相性の良いトゥイーターがヤマハのJA-0506とJA-0506Ⅱですが、どちらも生産中止から長いので振動板の入手は不可能です。それで、中古を入手しても振動板が傷んでいる場合は補修が必要です。

 今回は、程度Cランク1セットと、程度Bランク1セットと、程度Dランクを1本を入手して共食い整備を考えました。しかし、程度Dランクはチタン合金の振動板も腐っていて、共食い整備にも使えません。


Dランク チタン合金振動板も腐っている

 幸い、Bランクの2本は振動板は程度が良くて補修の必要なし。ホーン磨きだけで大丈夫。問題はCランクの方で、最初から危ないと思っていましたが、やはり片方が断線修理の痕がありました。こちらは再び断線で使えません。仕方なく、保管してあったプラスチックホーンの0506Bタイプから振動板を移植。もう片方は振動板の補修をしたので、こちらのほうが上物に化けました。


左 断線と振動板凹み 右 今回移植した0506Bタイプ

 アメリカにもチタン振動板の安いホーンはありますが、ボイスコイルの径が小さくて使えません。それで、試みのミカエルに使える、1.3インチ程度のフルレンジかトゥイーターなら、ボイスコイル径が合えば無理やり換装できます。もっとも、振動板が重くなれば能率は落ちます。

 振動板が腐食したものでも、ボイスコイルが断線していなければ、穴を何かで埋めれば使える理屈ですが、軽量で強度があって薄いものと条件を付けると、必然的に昆虫の羽が連想されます。玉虫の鞘翅(しょうし、さやばね)や、トンボやセミの羽をプラスチックでコーティングし、強度を高めれば十分に使えるはずです。プラスチックコーティングと言っても、樹脂のラッカースプレーを裏表に噴き付けるだけ。

 このように、半分がバイオの振動板が出来上がるわけですが、そのユニットが奏でる音が玉虫色になるかは不明です。暇ができたら作ってみたいと思います。

 なお、修理完了したHMA-9500は梱包して送りましたが、今回は段ボール箱を使わず、ハンズで2種類の緩衝材を買い、カットして使いました。青くて少し硬いのがベースで、その上に白いスポンジを乗せてアンプを逆さまに載せる。その上から、アンプの足が当たる部分をカットしたスポンジを置いて、全体をプチプチで包んで紐で縛る。


青いのがスタイロフォーム
白いのがスポンジ板材

 この方法だと、アンプの取っ手を掴めるので運搬も楽なのです。もう少し改良して、取っ手を掴みやすくすれば運送屋さんも助かります。ダンボール箱は大きくて邪魔なだけですから、クッションと耐水性さえ確保できれば無いほうが良いのです。

|゜Д゜)))コソーリ!!!!
祝!! トヨタ車体クインシーズのセッター 藤田夏未(ふじた なつみ)のここが凄い! 3000回再生

Arisa Sato Best Album 動画公開

    エフライム工房 平御幸
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする