平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

キズナとハープスターとリアルスティール

2015-02-13 19:41:37 | 競馬
 修理していて謎だらけのHCA-8000ですが、どうも電源そのものが怪しい雰囲気。というのも、電流が流れないアースに交流の電圧がかかっています。22mV程度と小さいですけど、アースは電位がゼロでなくてはダメなので、発振か何らかのトラブルを疑う必要があります。普通、アンプは直流しか計測しないので見落としていたのです。

 日曜の競馬は、東京がクラシックを占う共同通信杯。京都は、古馬の有力馬が始動する京都記念です。京都記念には、一昨年のダービー馬で凱旋門賞4着のキズナと、昨年の凱旋門賞6着のハープスターが登場します。ついでに、当日の新馬戦では、ドバイシーマクラシックを制覇したジェンティルドンナの全弟レゲンデ(ドイツ語のレジェンド)もデビュー戦を迎えます。

 キズナは昨年の天皇賞春のレース中に骨折しましたが、その前のサンケイ大阪杯では、後にジャパンカップを圧勝するエピファネイアを子供扱いしました。馬体も成長して500kgを超す雄大さも備え、久し振りでもパワーとスピードで圧倒して欲しいところです。ハープスターは、相変わらず凱旋門賞三馬鹿トリオの川田騎手なのがマイナスですが、キズナ以外に有力馬が出ていないので、斤量差を利して勝ちたいところ。

 ダービーと同じコースで行われるところから、昔から出世レースとして重要視されてきたのが東京競馬場の共同通信杯。こちらはディープインパクト産駒が5頭と勢揃いしましたが、デビュー戦を見て、僕が3冠候補としたのがリアルスティール。名種牡馬キングマンボ(キングカメハメハの父として有名)の母、ミエスクが3代母にいる超々良血です。このまま引退させて種牡馬にしたいくらいの血統。

 しかも、母の父がキズナと同じストームキャットで、ストームキャットは米リーディングサイアーとして、とてつもない高額で種付け権利が売買された名種牡馬です。祖母の父ミスタープロスペクターは、今やミスプロ系と呼ばれるほどのサイヤーラインを築いた名種牡馬。血統は申し分ないのですが、騎手が凱旋門賞三馬鹿トリオの一人、福永ジョッキー。3着に来れば御の字です orz

 中一週で強行出場を決めたのが、前走で同じコース&同じ距離のセントポーリア賞を5馬身差で圧勝したドゥラメンテ。こちらもエアグルーヴの孫という良血で、勝ちタイムも良いのですが、負かした相手が弱かったという感じもします。後駆が異様に発達した父キングカメハメハに似ていないのは良い所。

 その他のディープインパクト産駒の4頭、ディルナノーグとアヴニールマルシェとソールインパクトとアンビシャスは、ここで差のない競馬をしないと評価が落ちると思います。先週のきさらぎ賞は牝馬のルージュバックが勝ちましたが、こちらは良馬場のタイムが遅くて、芝ではスピード不足だったシンホリスキーの稍重1.48.5に劣るとは…。昨秋から時計のかかる芝にしているみたいですが、それでも評価は難しいところです。

 オルフェーヴルが三冠馬になった時は、クラシック直前のトライアルの頃に急上昇して栄冠をつかみました。牝馬三冠のジェンティルドンナもトライアルは負けていますし、今年もスプリングステークスや毎日杯が終わるまで、主役候補が入り乱れるのではないでしょうか。

    エフライム工房 平御幸
コメント (2)
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