平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

選別から拾い上げへの転換

2022-01-03 00:20:29 | 古代史と聖書
神の声は小さい。耳を澄まして、心を穏やかにしないと聞こえてこない。オーディオで言えば、LPレコードの針から出る音のようなものです。針がレコード盤の溝に刻まれた音楽の波形をなぞる。針に繋がれたコイルやマグネットが電圧や電流を作ってアンプで増幅する。

プリアンプ PRA-2000の修理から始まった、この一連の過程が頓挫しています。修理したPRA-2000でも音が出ないし、前は正常だったもう一台も音が出ない。原因がわからないので、日立のプリアンプ HCA-8000を現役復帰させ、LPプレーヤーを繋いだから音楽と共にノイズが盛大に orz

考えてみれば、HCA-8000を修理したときに、LPレコードは繋がないと決めつけて、ヘッドアンプ初段のFET 2SK147は交換してなかった。ヘッドアンプはイコライザーアンプの前に置くもので、MC(ムーヴィングコイル)型カートリッジの微弱な電力を増幅するアンプです。出力の大きなMM型カートリッジでは必要なす (^_^;)

このようにも、一番音の良いMC型カートリッジでのLP再生には、フラットアンプの前にヘッドアンプとイコライザーアンプの2段が必要で、とても贅沢な作りとなっています。HCA-8000はイコライザーアンプをHA12017というICにしているので随分と簡略されてますが、それでもヘッドアンプは必要。

ということで、HCA-8000の初段の石 2SK147を取り外してデバイスチェッカーでチェックしてみました。結果は異常なし (~o~)

でも、症状はノイズが急にグオーーと大きくなるもので、FETやトランジスタの不良、あるいは電解コンデンサーの不良としか考えられません (ノ゜ω゜)ノ*.オオォォォォォォォー

ここから、チェッカーではわからない、実働状態でテストする必要を感じ、1石アンプの応用のテスト回路を考えました。ショートしていると巻き添えで他の部品も焼けるので、10mA程度の定電流を流す回路に組み込む。定電流ダイオード1本でも良いし、負荷はスピーカーでもLEDでも大丈夫そう。


足の配置(ピンアサイン)が違う3種類に対応


2SK147の代わりに発注した2SK369
東芝は左からドレイン、ゲート、ソース
J-FETの多くはドレインとソースが同じなのでゲートが真ん中は設計しやすい



ソニーは昔からソニーらしく独自の左からドレイン、ソース、ゲート


日立の2SK55はソニーをひっくり返した形式


NECのMOS-FET 2SK679
左からゲート、ドレイン、ソース


今までは、取り外したパーツは保管したままでした。下手に使ってアンプ回路をダメにするのが怖かったのです。でも、まだ使えるのに放っておくのも疑問。新品は選別して使いますが、中古品は再利用できるようにテストして置くのが良い。選別の時代から、拾い上げ(掬い上げ)の時代への転換です (゜o゜;

しかし、これを人間にたとえるなら、もう神の人類選別は終わっていて、あるいは終わりに近付いていて、今まで見捨てられていた問題ありの人をテストする最終選別とも言えるのです。取り外された部品の中から蘇るものもある。同じように捨てられた人の中から救われる者もいる。いずれにしても最後のチャンスなので、生半可な態度ではダメなのは当然ですけど (_ _;)
コメント (5)
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