平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

VICTOR QL-7 の修理 その2とテスト基板作り

2022-01-05 00:24:23 | アンプ製作と修理
VICTOR QL-7 の修理がその1で終わってしまっていたので少ないですけど2を追加。ついでに作成中のFETテスト基板もアップします (_ _;)

追加と言っても完成後の写真しかないのですが、レコードプレーヤーは33.1/3回転と45回転で回します。初期の頃は72回転とかで高域を稼いでいたようです。45回転はシングル曲の定番です。


33.1/3回転 (*'-')b OK!


45回転 (>▽<)b OK!!

回転数を見るのはストロボです。ターンテーブルに刻まれた縦縞とストロボ・フラッシュが同期すると止まって見える原理。映画などで走っている車の車輪が止まったり逆回転しているように見える現象と同じです (^^ゞ

ということで、基板作りの説明。前回の回路図からパターンを描き、感光基板用のネガを作りましたが、手持ちの基板が古いものしかない。安い紙フェノールと少し高いガラスコンポジットの100mm×100mmで2枚。失敗は許されないのですが、賞味期限3年が過ぎているので、全くの勘で露光時間を設定します。昔のメモには賞味期限が書いてなかった orz

露光時間は2017年7月21日製造の紙フェノールで5分30秒に設定。しかし、現像液に浸すと様子がおかしい。なかなかパターンが浮かび上がらない。現像液を洗い流してエッチング液に浸しても、失敗するケースに当てはまる。露光時間が短かった (;´Д`)

そう思って、液に浸けたまま、もう一枚の2017年11月8日製造のガラスコンポジットで再挑戦。今度は製造から4年と2ヶ月なので、少し短く設定して、トータルで6分30秒近く露光しました。こちらは現像もすんなりで成功パターン (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

ところが、紙フェノールをエッチング液に浸けたままガラスコンポジットも一緒に入れたら、紙フェノールのエッチングが結構進んでいる。これはもしかしたら行けるのではと思い、先にガラスコンポジットのエッチングをしてから紙フェノールを再エッチング。何とか成功しました。でも基板が2枚あっても仕方ナス (~o~)

ということで完成したものが次の画像 (=o=;)


左 紙フェノール 右 ガラスコンポジット


初めて使うグリーンのフラックス



今回は、川崎のサトー電気で見つけた、グリーンのフラックスを使ってみました。Hayacoat(ハヤコート)という、アラブの王女様のような名前 (^m^;)

これはメーカー品の殆どが使っているもので、塗った面がベタベタしません。指紋が付きにくい。今までの作成基板は、時間が経つと銅箔面が錆びて汚くなりましたが、ハヤコートなら大丈夫かも (;・∀・)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする