平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

バスレフ型スピーカーのダクトの位置

2022-01-17 21:36:29 | スピーカー工作
読者のスピーカー設計が徐々に進んできましたが、相変わらずオリジナル性のない右に習えの設計ばかり。ファーストフォロワーが間違っていると頓死する性格 ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・

バスレフ設計で一番多い間違いがダクトの位置です。下図は僕の設計した20センチユニットのバスレフですが、ダクトと底板が一緒になっています。これでは底板の強度が足らない。本当はダクトの位置を上げて、底板とダクトとフロントバッフルとリアパネルを一枚の板でつなぐ一石四鳥が理想。そうしなかったのは、ギリギリの設計で板が足らなかったからです。それにパーツを多くしすぎると、初めて大型スピーカーを作る読者もワケワカメになる (_ _;)






この板取りからダクト専用の板をあと2枚取るのは大変

埼玉の読者の設計
板が余るのだからダクトを底板と兼ねる必然性は薄い


長岡鉄男氏の設計でも、ダクトの位置を上げているものが多い。工程は少しだけ増えますが、底板の強度が上がるからです。僕だっていつも手抜きをしているわけではなく、手抜きするのは読者が作る前提の時だけです。下のスーパーガブリエルは音道の補強に熱心ですお (^o^)


今は作る体力がない orz


『オーディオ工作入門』より10センチバスレフ


手元には3冊もある (^^ゞ


実は角型ダクトの設計もしてある


理想的な一石四鳥(一枚の板で四ヶ所)の補強
上の四角は一石二鳥なので三角のほうが良い
コメント (6)
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1石プリアンプ基板の作成~その1

2022-01-17 03:18:43 | アンプ製作と修理
ラジオ技術1985年9月号を手に入れたので、1石コントロールアンプ(プリアンプ)を作ってみることにしました (;・∀・)

ただ1石のコントロールアンプ
http://www43.tok2.com/home/kirifuri/article/2010/r-tec1008_reprint1985-9&1986-1_control-amp-of-one.pdf

この前に紹介した時は入力抵抗Rの値が分りませんでしたが、高いとゲインが増える(増幅率が上がる)とあり、340kΩと高く設定するようです。しかし、そんなに欲張らなくて好いと思い、47kΩで試すことにしました。

一から作るのは大変なので、壊れているブタさんアンプを改造することにしました。接触不良で片チャンネルから音が出ないけど、ACアダプターから12V電源を取れる。自照式スイッチ(照光スイッチ)とボリュームがそのまま使える。基板の取り外しが楽ということで、改造は基板とリアパネルのスピーカースイッチをRCAジャックにするだけで済みそう。もう7年前なんですね (@@;)

HCA-8000の脚の交換とミニアンプの照光スイッチ
https://blog.goo.ne.jp/efraym/e/24549dd47848396ace4f3aca704178a5

基板のデザインは以下のようになっています。背の高い電解コンデンサーは寝かせて取り付けます。ヒューズボックスを設えて、ショートとかの事故に備えています。この前作った検証基板は、2SJと2SKのコンプリでLRを別々の石でドライブする方式でしたが、今回は2SKだけでLRを組みます。IDSSが揃っているペアのFETはたくさんあるので選び放題 (*^^*)


左上の長方形が10×30mmのヒューズボックス
その右側は電解コンデンサーを寝かせて配置
太いシルミック 470μF/25V も入る





改めて分解

スピーカー端子は3個(L,R,アース)で済ましているので、2口は出力のRCAジャックに転用。余った1口はヘッドフォン端子を取り付けられるかも。感光基板は明日作る予定です (_ _;)
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