平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

レベルの低いカーリング

2014-02-11 18:18:51 | Weblog
 カーリング女子が始まりましたが、韓国に2連敗しているとかで、その理由を探るために見てみました。第1エンドが終わって、これは大差で負けると思いました。結果は5点差で予想通り。素人の僕でも分かる敗因は何か?

 日本代表の北海道銀行は、元祖カー娘と言われたチーム青森が母体。一番美人のマリリン(本橋麻里)が独立してチーム北見を結成。中心選手の小笠原(旧姓・小野寺)と船山(旧姓・林)も結婚して引退。復帰して北海道銀行チームを結成。残りカスのチーム青森は新メンバーを入れても力不足。

 ここ数年は中部電力チームが強かったのですが、代表選考の大会でウワバミのように復活してきた北海道に飲み込まれて落選。マリリンも自滅して、結局は元チーム青森の小野寺と船山の古臭いチームが代表。これでは、地元の冬季五輪に向けて強化を謀る韓国には勝てません。

 北海道銀行というかスキップ小笠原の戦い方は、序盤に直情径行で単純なために、冷静な相手にリードを広げられる。後半に苦しくなってギャンブルで逆転を狙うという、とても氷上のチェスとは言えない、女ヤクザの出入りのような(見方によっては)面白いと評価されるものです。

 しかし、苦しくなって無理筋を攻めるのは力のないチームが取る作戦ではありません。将棋で言えば、序盤から中盤は駒得を狙い、じっと我慢してチャンスが来るのを待つという、名人には届かなかった森下卓9段のような、弱者の戦略が必要なチームなのです。

 将棋では、相手が判断に困るボンヤリした手とか、徹底的に固い守りとか、苦しい時に手を作っていく創造性とか、色々な要素が絡まり合って複雑な終盤を迎えます。ところが、日本チームのカーリングにはインテリジェンスが微塵も見られません。将棋で言えば5級クラスで、韓国チームが1級程度。低レベルの争いでも、このクラスの違いは大きいので、ひと目で日本が負けると分かるのです。

 カーリングは優秀な選手を集めて強いチームを作ることが困難と言われます。それは選手の我が強くて、こんなスキップの下ではやってられないという不満が続出するからです。傍目で見ている僕でさえ、北海道銀行のスキップには知性を感じないのですから、一緒にやっていたマリリンが独立したくなるのも無理はありません。

 でも、ショットの半分がミスという低レベルのチームを乱立させて、その中で勝ち上がったチームを代表にするシステムでは底上げにはつながりません。頭が良くて優秀な選手を集めてナショナルチームを結成するには、我の強い城主の意識改革から必要になります。自我を殺してチーム優先で考えられる選手が5人いればいいのです。それすら無理では世界に太刀打ちできるわけがありません。

 韓国は嫌いですけど、カーリングに関して言えば、韓国のスキップの姉ちゃんのほうが優秀です。ウワバミのような北海道銀行の恐ろしさも日本限定。見ていた僕の判断とことごとく違うショットを選択したチームには何も期待できません。氷上の将棋は無理でも、せめて氷上の軍事将棋レベルには高めてもらわないと見る気も起こりません。テンパッて殴り合いのようなカーリングは御免被ります。

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ポンチの使い方

2014-02-10 18:52:53 | Weblog
 今日は昼間に郵便局に行って、ホームセンターでネジやハタガネなどを購入。帰りに昼食を食べようということになって、どこも混んでいたので仕方なくデニーズでランチを頼みました(ドリンク無しで680円)。チキン唐揚げの南蛮漬け風サラダ添えと勝手に名前を付けましたが、ドレッシングの不味いこと不味いこと。本当に南蛮漬けのような味でした。

 座った席の後ろ壁を観察すると、何と朝鮮メニューが。ここも汚鮮されていたのでした。不味いのは当然ですが、思えば名古屋旅行から美味しいものに遭遇していません。芋川うどんは、鶏肉のスイトンの腰を強くしただけだったし、天ぷら蕎麦は汁が合っていなくて、むしろ芋川うどんの汁のほうが蕎麦に合いそう。

 パスタはモッタリしてソースがしつこくて重い。紅茶は香りが弱くてティーバッグと変わらない。名古屋で美味しいものを食べたいとは思いませんが、名古屋人の味覚には疑問符が付きます。やはりプレーンの味を知らないで、応用ばかり追い求めている、デッサン力がないのに格好付けている絵画のような感じです。

 紅茶は生産地が限られているのに、世界中で消費量が伸びていて、日本だけでも80年台の5倍となっています。これは、生産地のインドでも輸出国のイギリスでも同じで、有名なトワイニングが5倍も日本に入ってきている事になります。当然、質は落ちていて香りはなく、昔の安いランクを有難がって飲んでいることになるのです。昔の紅茶は香りが強く、またティーポットで淹れれば3回は楽しめたのです。今のは一度しか出ません。

 日本茶にしても、皇室御用達のお茶は、1970年ころで100gが1万円。これは、あえて値段を付ければというもので、本当はもっと高いそうです。高校時代に、とある教会から届いたお茶を飲んだことがありますが、針のように細くて深い緑色で、ぬるめのお湯で淹れれば葉が開いて一枚の葉になります。弟は4回は出ると言ってましたが、生の葉をボリボリと食べても美味しいとか。

 今のお茶は抹茶をまぶしているので緑色に出ますが、本当のお茶は黄金色で甘みがあり、渋さとは無縁です。玉露でも3度淹れられたら本物。そのへんで売っているお茶は2度出すのがやっと。急須で淹れる場合にお茶の葉を継ぎ足す人がいますが、それをやると育ちの悪さがバレてしまいます。日本茶は継ぎ足してはいけないのです。

 さて、試みのミカエルを作る時に、ドリルで穴開けをしようとすると化粧板が剥がれてしまうことがあります。木工用のドリルで裏表から貫通させれば剥がれることは少ないのですが、それでも綺麗に穴あけしたいときはポンチで化粧板一枚分をザグっておきます。


左 4mm径 右 5mm径



 画像は、ポンチで剥がした化粧板と板の痕跡ですが、このように綺麗に化粧板の厚さだけ剥がれてきます。仕事に要した時間は、田の字の補助線も含めて全部で2分以下。田の字の中央に錐を挿し、それからポンチを田の字の中に収まるようにしてグリグリと2度ほど回すだけ。一度回して反対方向に回すだけなので、小学生の力でできます。

 錐だと穴の位置がずれやすいので、アイスピックのような細いものを突き刺したほうが中心がずれません。このへんは自分のやり方を見つければ良いので、決まったマニュアルはありません。創意工夫の発揮しどころです。

 なお、ユニットが返ってきましたが、酷いハンダ付けで、ハンダとコードがユニットの磁気回路の蓋に接触しています。プラスもマイナスもこれではショートしてしまいます。溶けにくい鉛フリーハンダもダメで、コードを端子に巻き付けているのもダメ。悪いやり方の典型なので真似しないように。コードは落ちない程度に差し込めば、あとはハンダの強度で取れません。巻きつけるのは数アンペアの大電力用のやり方で、小型ユニットでは構造的に無理だと分かりそうなものです。



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リズムとテンポ

2014-02-09 13:05:27 | Weblog
 関東地方の雪は数十年ぶりの猛威だとか。僕が合格した時の芸大の試験の日も雪で、前夜の麻雀で寝坊して、タクシーで向かった記憶があります。それでも30分の遅刻。女神が低気圧ですから、そろそろ来るとは思っていました。巻き込まれた皆さんご愁傷様。

 雪の影響で東京競馬が2日間も中止。このような日はワークに向いているのですが、試みのミカエルを作る方がミスばっかり。フィギュアの団体戦は無視でと注意したのに、間に合わせようとハタガネで締めずに重石だけとか、ユニットに傷付けたりとか、真央ちゃんがSPで散々だったのも頷けます。

 試みのミカエルの担当者は10人で、ショートプログラム3人とフリー7人の構成です。これに補欠が待機して完璧なバックアップ体制と思ったのですが、補欠は逃げるしフリーの担当者は脱落するしで、急遽の補充をする羽目に。まあ、補充した組のほうが頼りがいはあるのですが。

 僕はできるだけ何も言わないようにしているのですが、もともと補欠は、あわよくば団体戦用にと考えていたのです。団体戦前に補欠が完璧に作って、個人戦の担当者の負担を減らす作戦。ところが、補欠は立場も分からずに最後に制作に参加する始末。

 個人戦の担当者も、つまらない手順にこだわってなかなか制作を始めない。始めたと思ったら、最後にはハタガネで締めずに重石だけにして隙間を作ったり、金箔を貼ったユニットに傷を付けたり、そりゃもう悲惨な出来栄え。何故か?

 それは、制作に必要なリズムとテンポを無視しているからです。物作りは料理も含めてリズムとテンポが一番大事。その一番大事なものをないがしろにしているのですから、選手がリズムが悪かったと反省の言葉を口にするのも当然。女は馬鹿だと思っていましたが、ここに来て馬鹿の度合いが増したように感じるくらいです。今まで何を学んできたのか?

 補欠は補欠で全体のことは考えないし、レギュラーはレギュラーで自分のことしか考えない。これでは、まとまった力として作品を作り上げるのは困難。幸い、まだ失敗していないメンバーが多数なので修正の余地はあります。SPとフリーとも完璧は望めなくなりましたが、マイナスを少しでも減らして、見かけ上の完璧さは演出することは可能です。

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きさらぎ賞

2014-02-07 21:24:28 | Weblog
 聖書に名前の出てくる天使は、ケルビム、ミカエル、ガブリエルの3つだけ。このうち、ケルビムは「蹴る蹴る、足2本」で、「ガブリと咬みつく」のガブリエルと共に、サタン(毒蛇)の天敵である鷲を表していました。

 天使が神の眷属としてサタンの敵なら、このように鷲で象徴されるのは当然ですが、何でも難しく考えようとする知識の亡者には、神の仕掛けた絶好の落とし穴となっていたのです。残るはミカエルの意味ですが、「御○」や「三○」と書いてミカと読む、聖書学的に大事なものは山ほどあるので絞れません。あるいは「密○」かな。

 日曜日には西尾市で火祭が行われるのですが、風邪が治らないので行くのを取りやめました。鳥羽の火祭りと呼ばれる鳥羽神明社に伝わる奇祭ですが、町村合併前は幡豆(はず)と呼ばれた地域の祭りです。スワローズで主砲を務めたことのある杉浦選手の出身地です。王を育てた荒川コーチの最後の教え子です。

 さて、クラシックを占う前哨戦の一つとして定着している京都競馬場のきさらぎ賞。次週東京の共同通信杯は、勝ち馬からダービー馬を排出しなくなって久しいですが、こちらも03年のネオユニヴァース以来出ていません。むしろ負けた馬の中からメイショウサムソンやオルフェーヴルが出たり、この時期は完成度で勝っても仕方のない側面もあります。

 今年の注目は、朝日杯馬アジアエクスプレスと同馬主の無敗馬バンドワゴン。バンドワゴンと言えば格好良いですが、日本語でチンドン屋だと途端に買いたくなくなります。国政選挙の度にバンドワゴン効果とか選挙用語が出てきますが、競馬では人気と力は無関係なので果たしてどうか。

 バンドワゴンの父ホワイトマズルは、キレはないけど持続したスピードが持ち味の産駒が多く、バンドワゴンも逃げや先行から押し切る安定性を持っています。ただ、この手の馬は皐月賞やダービー向きではなく、秋の菊花賞で狙いたいタイプです。仮に皐月賞で勝ってもダービーでは沈むタイプ。

 同じく2戦2勝のトーセンスターダムは、ディープインパクト産駒の高額馬。常に僅差でしか勝たないので、ここで差を付けられて負けると評価がガタ落ちになるタイプ。母の父エンドスイープも含めて母系はマイラー色が濃く、体型とは別に距離短縮で真価を発揮するタイプかもしれません。クラシックシーズンの春には2000mを勝っても、その後はスプリンターとして活躍したドージマムテキなんて馬もいましたがね。

 なお、フィギュアスケートの高橋が使用する曲をゴーストライターが書いていたと騒いでいるみたいですが、僕は聴いたこともないし、そのインチキ作曲家のことも全く知らないので、よく分かりませんが「ザマー」という罵声だけにしておきます。インチキはインチキを呼ぶ。僕のように古典派中心のクラシックファンは騙されることはないのです。ただ、本当の作曲家の著作権放棄は絶対にダメ。腐った人間でも最後の倫理だけは守りましょう。

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試験の解答~鷲

2014-02-05 21:56:43 | Weblog
 まずは、一般向けの問2.に対する答えから。

 これは、ケルビムが「ケル 足2本」で二本足の動物だと分かります。その上で「ガブリ」と咬みつくサタン(蛇)の天敵といえば猛禽類しかいないことが分かります。代表的なのはヘビクイワシ。

 佐藤あり紗さんの顔は、鷲というよりはフクロウですが、それでも鳩や猫やマングースとは違います。猛禽類独特の孤高さと、品の良さを併せ持っています。ライオン顔は元阪神の掛布が代表。鳩は目付きが悪いので、良い顔のたとえには使われません。猫顔もそうで、太った鬱病の女というイメージが有ります。

 古代エジプトのゲブ神自体は、ヒエログリフ表記でガチョウが添えられますが、これはモデルとなったポテペラのドタドタした太った体型を暗示しているのです。しかし、オン(ヘリオポリス)の祭司としてのポテペラは、「ガブリエル→鷲→星」という組み合わせで現代に生きています。アメリカの国旗や国防総省の旗のように。

 佐藤あり紗さんはバレーボール選手としては翼が必要なリベロであり、佐藤の先祖の藤原は、その多くの家紋がケルビムを表現した下がり藤か上り藤です。天使の翼の一族ということになります。そこで、第一問目の解答。

 解答として有効なのは、佐藤あり紗さんがバレーボールの選手であるという視点です。全員の答えがこの視点を外していました。いかに近視眼か分かるというものです。

 バレーボールは、前衛3人と後衛3人の6人で、三角形が逆向きで重なった六芒星を構成します。イスラエルの国旗に見られるように、南ユダ王国と北イスラエル王国の合わさった理想の形です。その理想の国がイスラエルの宗主国の日本であり、日立リヴァーレは、日本のこれからを示す「日が立つ」日本の象徴なのです。

 日立リヴァーレの試合は、リベロが体を投げ出してボールを拾い、それを必死に繋いで点に結び付ける守りが基本。相手の強打をモロに喰らい吹き飛ばされたり、顔面直撃を乗り越えてボールを上げる。あるいは、フェンスに激突して大きなアザを作る。このような自己犠牲の結果として天に上ったボールが最後に点となるのです。

 今の日本は、まさに反日の連中から猛攻撃を受けている段階で、まず必要なのは専守防衛であり、その中でチャンスを掴んで反撃に出る忍耐力です。日立のリベロは日本のリベロと同じ。だから僕が応援するのであって、皆に見習って欲しいところなのです。応援に行けるのに行かない怠惰と、あの自己犠牲を学ぼうとしない怠惰は許せません。

 ということで、一問目の答えは「日立は日が立つ日本の象徴であり、佐藤あり紗選手は翼を持った天使として日本の守りを象徴しているから」となります。この短くて美しい言葉が導けなかった人は反省汁ですね。

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試験ですよ

2014-02-04 04:31:56 | Weblog
 ソチ五輪まで数日に迫ってきましたが、試みのミカエルを作る担当者が少したるんでいるようなので問題を出します。ちょうど世間も入学試験や卒業試験や進級試験の時期。見事に回答できなかった者は、試みのミカエルを作る資格を失うことになりかねません。「仏作って魂入れず」にならないように、緩んでいる頭のネジを締め直して考えるが良い。

 また、他の工人も含めて、恒例のカッバーラの問題にもチャレンジしてもらいます。こちらは、佐藤あり紗選手の顔を見ていて閃いたもので、旧約聖書の天使名に関するものです。


 まず、試みのミカエルを作る担当者向けの問題

問1. 僕が日立リヴァーレと特に佐藤あり紗選手のことを頻繁に書いている理由を説明せよ

 この問題への回答は、後出しジャンケンなどのズルコができないようにメールで寄越すこと。期限は2月6日の正午まで。


 次に、工人や一般向けの問題

問2. 大天使ガブリエルとケルビムについて、その名前の意味を推理せよ

この問題にはヒントを出します。

ヒント① ケルビムのビはヒエログリフで「足」で表される。イムは双数。エルは神。
ヒント② 佐藤あり紗選手の顔からサタンの天敵なる生き物を連想すること
ヒント③ ガブリエルとケルビムは、サタンの天敵の生き物としては同一

 こちらの回答は、いつものようにコメントで(橘、hinoko2さんは最初に書き込まないで後の方から書き込むように)。期限は同じく6日の正午まで。試みのミカエル担当者も、前の問題で墓穴を掘っていても名誉挽回となる可能性があります。阿鼻叫喚が試験の常ですが、せいぜい頑張って知恵熱を出してください。すっきりするかも。

 なお、月曜朝に異様な夢を見ましたので報告。真央ちゃんがフィギュアスケートの衣装で工事中のビルにいて、ガラスのない窓や壁伝いに身を乗り出すと、エイヤッと空中に飛び出して滑空していきました。コンクリ護岸の汚い川が待ち受けていましたが、これを無事に飛び越えることが出来ました。

 これを見ていた韓国選手は巨大ショウリョウバッタに変身し、同じように高い廃墟ビルから、醜い手足と羽根を伸ばして飛び立ちました。しかし、川の上で飛んできた鳥に捕まって食べられてしまいましたとさ。

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NECレッドロケッツ対日立リヴァーレ戦と預言者のメガネ

2014-02-02 20:53:52 | Weblog
 今日も日立リヴァーレの戦いを見てきました。熱が35.6度まで下がり、ようやく本当の平熱に。昨日の36.5度ではまだ1度も高かったのです orz。一番熱が出た時点で実質40度の高熱だったのですから、ヘロヘロで帰宅したのは無理もありません。

 今日はフルセットまでもつれると分かっていたので、第一試合はパスする時間帯で出かけました。なぜフルセットまでもつれると分かっていたのか?それは、僕がメガネではなくコンタクトにしたからです。ある意味、実験の日でした。

 僕のメガネは特殊で、松戸のメガネ屋(又は加工場)がミスして、レンズの縦と横を逆にしてカットした、90度偏光したレンズなのです。それも、読書用として作ったもので、本来なら外でかけるものではありません。

 一般のメガネが横縞のブラインドシャッターだとします。カーテンの代わりに付けている部屋もたくさんあります。すると僕のメガネは縦縞のシャッターとなり、競馬のゴール写真のように縦のスリットから見ていることになります。実生活ではどうということのなさそうな縦横の違いですが、横縞は邪(よこしま)なのでサタンの目。僕は預言者のメガネということになります。

 モルモンでは、旧約聖書に出てくる、預言者の持つ石であるウリムとトンミムを解訳器として、この解訳器で古代の文字で書かれたモルモン書をジョセフ・スミスが解読したとしています。飛鳥昭雄氏はさらに発展させ、これを三角形のレンズを持つメガネとしています。解訳器は全くのデタラメだと思いますが、ガラスも石の一種なので、メガネが預言者によっては特別なものとなるのです。


日立にエールを送るNECの応援団とチアリーダー


日立の応援団 チア姉ちゃんがいないっぺよ

 会場に着いた時は既に第二試合の練習時間で、空席が埋まらない中に試合が始まりました。第1セットは序盤からNECがリードして、そのまま楽に逃げ切り。第2セットも早々と8点取られて手の施しようがありません。そこで、予定より早めですがコンタクトを外すことにしましたが、ソフトレンズなのでなかなか外れません。でも、レンズを外そうとすると日立に点が入ります。

 結局、コンタクトレンズを外した時はまだ負けていたのですが、メガネに換えたら同点に追い付き、終盤になって、持ってない永松選手を投入して3連続失点するまでは互角以上の試合内容。監督のミスで落としたセットですが、背水の第3セットでは、又もや永松選手に交代の局面で、自分の番号を掲げたので交代不成立というラッキー。ラッキーも神の御業ですから。

 NECは、第4セット途中から全日本メンバーである近江あかり選手を投入して、フルセットを拒否する動きを見せます。しかし、日立も岩手出身の高橋選手から同じ岩手出身の佐々木選手に代えていましたから、ようやくの互角に持ち込むのが精一杯。第4セットも日立が終始リードで終え、いよいよ最終セットに突入。

 ここで、若い選手が多いからなのか、お見合いしたりの凡ミスが続いて、NECが2点差程度のリードで始まります。しかし日立も持ち直してチェンジコート。9対9から13対13までは双方譲らずでしたが、最後は日立が佐藤あり紗選手の好レシーブ連発から突き放して大逆転勝ち。2セット連続で取られるまでは想定内でしたが、チキンですから早めにメガネにしてよかった。

 ヒーローインタビューはリベロの佐藤あり紗選手でしたが、全精力を使い果たして何をしゃべっているか本人も分からない様子。昔の大関貴乃花も、取り組みのあとは一言も喋れなくて、インタビューが可哀想でしたが、佐藤選手も同じように言語中枢の回路が切れるようです。その御蔭で、ようやくテレビ向けではない本当の肉声を聞くことが出来ました。意外というか当然というか、真央ちゃんと同じような声ですね。天使の声は似るらしい。

 今日は出掛けに曇っていて、駅に向かう途中で日が雲間から優しく輝きました。このしるしは吉兆なので、本当に出向いてよかったと思いました。神様に愛される選手はやはり特別ですね。

ヒーローインタビュー動画
http://youtu.be/EKZeuJDm8AM

 なお、この試合はニコ生で観られたようです。

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東レ対日立リヴァーレ戦と味覚障害

2014-02-01 23:16:24 | Weblog
 インフルエンザと診断されて、イナビル吸入粉を処方され、これで熱が36.5度まで下がったので、東京体育館の東レ対日立リヴァーレ戦を見てきました。ビデオや静止画は少なくして、少しでも体力が消耗しないようにしました。

 東京体育館は千駄ヶ谷駅から1分で、自分の家から本厚木駅までが一番遠いという条件です。本厚木からは特急で、新宿からの乗り換えも短い。それで舐めていたのですが、試合が終わったら疲労困憊。3対1で日立が勝ったのですが、油断した第2セット以外は圧倒する強さでした。でも、無理に背筋を伸ばして見ていないと流れが相手に行くので、モーセの腕を支えたような助手が欲しくなりました。

 無理して見に行った理由ですが、反日と言われる東レは、あの韓国の背の高い選手が日本のJTでプレーした2010年、最後の最後にJTの優勝を阻止した事があったからです。木村沙織選手が在籍していた時代です。そして、大震災の2011年には、リーグ戦の残りと決勝ラウンドが中止になり、JTが労せずに優勝と、完全に日本の苦難と韓国の歓喜に一致していたのです。

 JTの韓国選手は放射能が恐いのか、次の年からはいなくなりましたが、東レを反日で片付ける訳にはいかないエピソードです。ただ、今の東レはスター選手が迫田さおり選手だけで、プレースタイルも古いので日立のブロックの餌食でした。中道セッターは日立に読まれているのです。

 迫田さおり選手は、グラチャンバレーの選手紹介で、一人だけ踵を上げたままピョンピョンとコート内に入ってきたことがあります。見た目は細いのですが、これは凄いバネを持っていると分かる仕草でした。それを確認できただけでも、出かけたかいがあります。

 日立はマッチングではアウェイ扱いなのですが、何せ日立関連の会社が関東にはたくさんあるので、大応援団が事実上のホームの雰囲気を作り出していました。刈谷の大会で見かけた応援団長もノリノリで、ちょうどその前のプレミア席だったので圧倒されました。最後に佐藤あり紗選手が何度も応援団席を指さしていましたが、あれは佐藤あり紗と書かれたバナーが二本もあったからでしょう。


今日のMVPのセッター佐藤美弥選手(左)と江畑選手(右)に挟まれて


まだバナーのかけ方に慣れていないw

 佐藤あり紗選手は相変わらずの好レシーブ連発で流れを呼び込み、攻撃陣も自信を深めていると感じさせる試合でした。江畑選手が前半は不調だったのですが、チームに引っ張られて後半は爆発。とても良いチームになってきました。ニックネームが二文字の選手が多いのですが、これは応援団のリズムで叫びやすいからですね。


日立リヴァーレの応援団チャーターバス
日立AMS-ST(滑川)と書かれてあるから埼玉県比企郡滑川町です
今でこそ日立ですが元々は厚木自動車部品株式会社


 ところで、高熱の影響か味覚を含めた知覚障害が出ています。まず、レトルトのボルシチが塩辛くて辟易。これは、今日の帰りに、新宿駅の蕎麦屋で温かいとろろ蕎麦を頼んで、同じように塩辛く感じられて大半を残しました。

 また、帰ってから濃縮還元のオレンジジュースを口に含んだら違和感。こんなに不味かったとは。初めてトマトジュースを飲んだ時の (+д+)マズー を思い出しました。幸い、アンパンとかお茶などは大丈夫なので、回復するまではアンパンと羊羹とお茶でエネルギー補給できます。

 それから、視覚の方でも異常があり、階段の段差が大きく感じられるとか、ポリ袋の反射しているところだけ強調されて見えるとか、脳内で何かがリセットされたみたいです。細胞寿命を決定するテロメアがリセットされればよいのですが。

    エフライム工房 平御幸
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