マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

コロナ禍対策の難しさに思う

2022-04-14 11:21:37 | コロナ禍
昨日のテレビニュースがワクチン接種状況の遅れにより在庫量の期限切れの恐れが出てきたと報じていた。
ついこの前までワクチンが足りないと騒いでいたのが今度は一転余剰が出て無駄にしてしまう可能性があるということだ。
なかなか政府の施策も思うようにいかないんだねぇ。
3回目の接種が思うように進んでいないのが原因だ。
若年層及びそれ以下向けのワクチン開発が急務かもしれない。
一時期話題になった集団免疫の有効性はどこかに行ってしまった。
ウィルスの変異能力がこれを上回ったということだろうか。
ワクチン接種と旅行促進を絡めたワクワク・キャンペーン構想も浮いたり沈んだりで政策もままならない。
これでは新規感染者数も当分減らないのではないか。
地方では過去最高を更新しているとも聞く。
難しいとは思うが政府はあらためて整合性のとれた効果的なコロナ対策を練り直す必要があるだろう。
専門家会合にももう少しアクティブな活動と積極的な情報発信を期待したい。
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まん延防止措置解除は是か非か

2022-04-02 09:55:49 | コロナ禍
政府は先週の連休明けに全国一斉にまん延防止重点措置の解除を発表した。
しかしその後の各地のコロナ新規感染者数は減少どころかむしろ微増の傾向を示している。
これは一体・・・・?
社会はもうコロナ対策緩和に向けて走っているのである。
プロ野球も大相撲も観客制限は撤廃し目一杯の動員を目論んでいる。
自治体は自治体で旅割プランなどを企画し県内、隣県限定だが県民大移動を画策中だ。
政府も水際での対応を緩め訪日人数を増やす算段である。
昨日はリアル入社式が話題になった。
一方でコロナウィルス・オミクロン派生型の感染力は従来株に比べ30%増だとか。
ワクチン接種が遅れている児童・若年層を中心に感染が広がっていることも不気味である。
政権の内部でも古川法相や野田少子化担当相などが感染の疑い等で活動停止を余儀なくされている。
つまり今はここまま第7波ということも恐れなくてはいけないくらいの微妙な時期だ。
コロナ禍の一早い感染収束を望んでいるが果たして先週のまん延防止解除が是だったか非だったか。
とにかく政治は結果責任だからね。
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東京都のコロナ新規感染者数6502人に思う

2022-03-20 18:04:06 | コロナ禍
東京都によると3月20日の都内のコロナウィルス新規感染者数は6502人と確認されたようである。
17日間連続して前週同曜日の数字を下回っているということのようだが減り方は第5波時に比べて著しく鈍い。
一方で政府は東京都などに出していた蔓延防止措置の解除を決定している。
これは政府の政策判断がいささか早計だったように思うが政府としてはもう解除先送りの道はなかったのではないか。
「多少リスクがあってももう経済を回さないと日本がもたない」という考えがあって専門家の意見などは片隅に押しやられた感じがする。
結論ありき、なのだから感染防止についてはもうワクチン接種のスピード化や経口薬の投入などを急ぐしかないねぇ。
1つ気になるのは新規感染者数の中に占める10歳未満など児童、若年層の急増である。
これはもう飲食業の時短などでは対処できない。
新たな対策を講じ実践していくしかない。
対策は時期を追うごとにだんだん難しいものになっていくようである。
医療関係者の負荷軽減についてもじっくり進めていくことが大事だろう。
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感染者数減少の手立てはあるのか?

2022-02-03 10:47:10 | コロナ禍
新型コロナウィルスの感染者数が増加の一途である。
東京都はみなし陽性者(検査を経ず医師の判断により陽性者とみなされた者で昨日は合計5百数十名以上が計上された)が加わったとはいえ全体でとうとう2万人を突破した。
そういえば芸能人などが感染したとのニュースにもあまり驚かなくなってしまったねぇ。
感染者数の伸び率は鈍化傾向にあるのだが実数はまだ増加の途中である。
想像通り医療現場や保健所などのひっ迫状態は極限に達しているようだ。
今の状況が続けば救急も含め医療サービスのレベルを引き下げざるを得ない。
現にアチコチで新規感染者、一般救急患者の入院たらいまわしが起きているようである。
果たして感染者数の減少はいつになるのか気にかかる。
首相は昨日の国会で現在の「まん延防止措置」を超える「緊急事態宣言」措置については明確に言及しなかった。
3回目の接種についても数値目標は保留したままだった。
ここはやっぱりオミクロンに照準を合わせた何らかの対策やら注意喚起を行って引き締めを図るべきだ。
今のままではただ自然消滅を待っているように見える。
コロナ禍対策に慎重論は通用しないと肝に命じたい。
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自宅療養者26万人に思う

2022-01-29 10:49:09 | コロナ禍
厚生省によればコロナ感染者で自宅療養者は26万人(入院患者数は約1.8万人)に上るとのことだ。
この26万人のほかにも無自覚、無症状の感染者もいるわけだしさらにその周辺には濃厚接触者もいるのだ。
そうなるともうどこに感染者がいても不思議ではないねぇ。
政府は最近になってコロナ感染者療養体制の方針を変更したようだがこれは治験が進んだからというよりも医療体制が追っつかないのでやむに已まれず、ということだろう。
それでもまだ心配な点があるが「ない袖は振れない」ということだ。
26万人の療養支援だって本当に覚束ない。
昨日の某紙は全国のシッター不足を報じていたが全てカネで解決できるかといえば必ずしもそうとは言えない。
生活用品の補給は? 経過観察の適時実施は? 薬剤の確保、手配は?・・・心配してもキリがない。
まずは未感染者は感染防止に細心の注意を図ることだし無症状・軽症感染者は待期期間を恙無くクリアすることだ。
ここはあまり他人まかせにはせず自らの立ち振る舞いをレビューし徹底することが肝要である。
それに政府は今回の措置は決して望ましいことではないがやむに已まれず、ということを明確に意思表示すべきだと思う。
自らの失政を認めるようで言いにくいかもしれないが国民の理解と協力を得るために不可欠なプロセスではなかろうか。



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