マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

兵庫県政の思わぬ風向きに思う

2024-11-18 07:46:28 | 政治
パワハラ疑惑で出直し選挙に臨んだ斎藤前知事が再選を確実にした模様である。
百条委員会を立ち上げ県議全員が知事反対派に回ったあの情勢からは予期せぬ結果になった。
この結果にはいろんな要因が考えられるが一言でいえば民意がパワハラ疑惑、おねだり疑惑のマイナスより3年間の県政改革実績を高く評価したということだろう。
たしかに県立大学の授業料無償化や知事公用車のダウンサイジング、知事報酬の削減などは分かりやすい。
結果として相当額の剰余金を生んでいることも事実である。
パワハラ疑惑については本人が反省し今後は十分配慮するようなことを言明している。
そして昨日の選挙結果になったのだ。
慌てているのは知事批判の急先鋒になっていた県議諸氏だろう。
次回の県議選挙で多数の知事支持派の立候補者が出てくる。
選挙次第では今度は県議自身が失職する番になる。
さて今後はどう動くのかねぇ。
政治の世界の一寸先は闇だ。
そうそう、SNSと選挙にあり方については行政も含め社会全体がこれから考えていかなければならないねぇ。
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政府の「電気、ガス料金負担軽減策」に思う

2024-11-14 11:04:54 | 政治
政府が住民税非課税世帯に対する経済支援策として1世帯当たり3万円を支給することを決めたようだ。
これはエネルギー・コストの高騰を受けたもののようだがもう年中行事のようになってしまったねぇ。(苦笑)

低所得者層の支援そのものについては止むを得ないかもしれないが支援の仕方にはもう少し工夫があってもいい。
支援対象の「非課税世帯」はいいとしても仮にそれをわずかに上回る層が全く恩恵を受けない(給付無し)としたら不公平感は存在しないのだろうか。
原因が為替等の理由による電気・ガス料金の高騰ということであればガソリンと同様にトリガー価格を設定しそれを超えた部分は元売り側を補填し調整したらどうだろう。
これであれば不公平感はなくなると思う。
もしも中間所得層も恩恵を受けるというのであればそれは所得税率で解決したらいいと思う。
おおよそ我が国の経済関連政策は複雑で分かりにくい。
そうそう、例の「103万円の壁」についてもあのようなルールで働き控えが起きるなんて話にならないぜ。
この際「130万円の壁」その他も一元的に見直し不合理性が解消されることを望みたい。
「Simple is Best」でね。


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立憲の保険証廃止先送り法案提出に思う

2024-11-13 10:11:54 | 政治
立憲民主党が従来の保険証が12月に廃止されることを先送りにする法案を提出したとのことだ。
うーん、政府があれほど熱心にマイナ保険証の一本化を進めてきたがその利用率は伸び悩み逆にマイナカードの(保険証登録)解除申請の動きすら起きている。
早速石破首相に試練が襲ってきたねぇ。
首相はかって自民党総裁選の最中にはマイナ保険証の一本化について「国民の中に不安があるとすれば一旦立ち止まって再検討することも」と言っていたような気がする。
ところが首相に就任するやいなや一転して「スケジュール通りに進める」と言っていたのでそのギャップにいささか違和感を感じたものだ。
筆者は「方針変更が常に悪」だとは思っていないがやっぱりその時には何がしかの説明がいるのではないか。
いともたやすく方針変更がなされれば国民からの信頼を失うことは言うまでもない。
その結果党内での首班降ろしや参院選での惨敗につながる可能性もある。
今ちょうどその分岐点にあると思っている。
早く首相の言葉が信じられる日が来て欲しいねぇ。
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第2次石破内閣の発足に思う

2024-11-12 09:42:58 | 政治
昨日第2次石破内閣が発足した。
第2次石破内閣ねぇ・・・、そもそも第1次石破内閣なんてあったの??
所信表明と党首討論だけでそういうの?(笑)
それはそれとして少数与党の運営の困難さが喧伝されている。
法案ごとに個別に野党に歩み寄らなくてはならない。
予算委員長ポストは立憲民主党に譲ったので強行採決は出来なくなった。
海外では独裁色が強くなっているように思うが日本より民主的になったと言えはしまいか。
これはこれで結構何だが議論ばかりで物事が決まらないようでは困る。
政治にはスピードも大事だからね。
国民民主党の玉木代表のスキャンダルも気になるが103万円問題は国民的関心の真っ只中にある。
いささかの停滞もなくさっさとケリをつけるべきだろう。
そうそう「政治とカネ」問題についてもウヤムヤの中に葬るのは許されないと思う。
真相解明、政倫審での説明責任は自民党の最低限の義務である。
政治家諸氏にとっては来夏の参院選が気になるのかもしれないが・・・。
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首相指名選挙がヒートしている

2024-11-05 08:03:00 | 政治
11日によ予定されている首相指名選挙が熱を帯びている。
焦点は今般の総選挙で大躍進した国民民主党が決戦投票で野党第一党の代表である「野田佳彦」に投票するか、自党の代表である「玉木雄一郎」に投票するか、である。
いうまでもなく決戦投票になれば「玉木雄一郎」は候補者には残っていないだろう。
それでも立憲にくみしないのは与党である自民党と等距離を主張したいがためだ。
元々玉木代表は野党連合の一翼を担うという考えは持ち合わせていないと思う。
下手に迎合すれば何を言われるか分からないからねえ。(笑)
立憲民主党が国民民主党に秋波を送る気持ちはよく理解できるが今回はほどほどにしてもっと政権担当能力の涵養に注力した方がいい。
今回の立憲の伸長はいわば敵失によるものであって決して実力ではない。
立憲幹部諸兄には「舞い上がるな」「過信するな」「あわてるな」と言いたい。
ターゲットは来夏の参院選だ。
そこで与野党逆転が果たせれば自ずから道は開ける。
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