マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

立憲の保険証廃止先送り法案提出に思う

2024-11-13 10:11:54 | 政治
立憲民主党が従来の保険証が12月に廃止されることを先送りにする法案を提出したとのことだ。
うーん、政府があれほど熱心にマイナ保険証の一本化を進めてきたがその利用率は伸び悩み逆にマイナカードの(保険証登録)解除申請の動きすら起きている。
早速石破首相に試練が襲ってきたねぇ。
首相はかって自民党総裁選の最中にはマイナ保険証の一本化について「国民の中に不安があるとすれば一旦立ち止まって再検討することも」と言っていたような気がする。
ところが首相に就任するやいなや一転して「スケジュール通りに進める」と言っていたのでそのギャップにいささか違和感を感じたものだ。
筆者は「方針変更が常に悪」だとは思っていないがやっぱりその時には何がしかの説明がいるのではないか。
いともたやすく方針変更がなされれば国民からの信頼を失うことは言うまでもない。
その結果党内での首班降ろしや参院選での惨敗につながる可能性もある。
今ちょうどその分岐点にあると思っている。
早く首相の言葉が信じられる日が来て欲しいねぇ。
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第2次石破内閣の発足に思う

2024-11-12 09:42:58 | 政治
昨日第2次石破内閣が発足した。
第2次石破内閣ねぇ・・・、そもそも第1次石破内閣なんてあったの??
所信表明と党首討論だけでそういうの?(笑)
それはそれとして少数与党の運営の困難さが喧伝されている。
法案ごとに個別に野党に歩み寄らなくてはならない。
予算委員長ポストは立憲民主党に譲ったので強行採決は出来なくなった。
海外では独裁色が強くなっているように思うが日本より民主的になったと言えはしまいか。
これはこれで結構何だが議論ばかりで物事が決まらないようでは困る。
政治にはスピードも大事だからね。
国民民主党の玉木代表のスキャンダルも気になるが103万円問題は国民的関心の真っ只中にある。
いささかの停滞もなくさっさとケリをつけるべきだろう。
そうそう「政治とカネ」問題についてもウヤムヤの中に葬るのは許されないと思う。
真相解明、政倫審での説明責任は自民党の最低限の義務である。
政治家諸氏にとっては来夏の参院選が気になるのかもしれないが・・・。
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首相指名選挙がヒートしている

2024-11-05 08:03:00 | 政治
11日によ予定されている首相指名選挙が熱を帯びている。
焦点は今般の総選挙で大躍進した国民民主党が決戦投票で野党第一党の代表である「野田佳彦」に投票するか、自党の代表である「玉木雄一郎」に投票するか、である。
いうまでもなく決戦投票になれば「玉木雄一郎」は候補者には残っていないだろう。
それでも立憲にくみしないのは与党である自民党と等距離を主張したいがためだ。
元々玉木代表は野党連合の一翼を担うという考えは持ち合わせていないと思う。
下手に迎合すれば何を言われるか分からないからねえ。(笑)
立憲民主党が国民民主党に秋波を送る気持ちはよく理解できるが今回はほどほどにしてもっと政権担当能力の涵養に注力した方がいい。
今回の立憲の伸長はいわば敵失によるものであって決して実力ではない。
立憲幹部諸兄には「舞い上がるな」「過信するな」「あわてるな」と言いたい。
ターゲットは来夏の参院選だ。
そこで与野党逆転が果たせれば自ずから道は開ける。
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防災庁設置準備室の立上げに思う

2024-11-02 10:34:11 | 政治
昨日政府は防災庁の設置準備室を立ち上げた。
防災庁の設置は石破首相肝入りの政策だからこのニュースは下降気味の内閣支持率を多少なりとも下支えするものになるだろう。
首相はかねてから「災害予防」という言葉を口にしている。
うーん、なるほど、なるほど。
災害は発生してからでは何をやってももう遅い。
災害が起きないように様々な手を打つことが望ましいがこれは「言うは易く行うは難し」である。

いま筆者の念頭にあるのは中小河川の災害対策である。
一級河川に対してはそれなりの対策が施されているが昨今被害が頻発しているのが中小河川の氾濫・越水である。
先般の能登を襲った線状降水帯もそうだ。
しかし中小河川は日本国内に数限りなく存在する。
それに対し振り向けられる予算は制限があるだろうから災害リスク分析と優先度付けが重要だ。
対策としては「川底の浚渫」をもっと考えててもいいのではないかと思う。
さて地震災害の予防策については何か効果的なものがあるのだろうか。
津波対策の防潮堤などが果たしていいものなのか?  いろいろ考えさせられるねぇ。

厳密な意味では予防策ではないが災害避難所の量的、質的拡充は重要なファクターだ。
避難所の生活環境は見聞きする限り劣悪である。
こんな点も防災庁の責任範囲である。
やることは多いぜ、防災庁サン。


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立憲民主党に注文あり

2024-10-31 08:19:29 | 政治
先般の衆院選で得票数を増やした立憲民主党が政権交代に向けて動き始めた。
さしあたり来月11日あたりに予定されている国会の首班指名がターゲットになっているようだが残念ながら立憲民主党はまだその任に耐える力量を持ち合わせていないように思う。
今回の当選者数増も単に自民党の自滅がもたらしたものであって立憲民主党の実力でないことは相変わらずの低政党支持率を見ても明らかだ。
ここは下手に多数派工作を講じるのではなく照準は来年の参院選挙に合わせそれまでに政権担当能力を涵養したらどうか。
以前から繰り返していることだが立憲民主党は「影の内閣」を組閣し各疑似大臣が記者会見に対応できるくらいの実力を身に付けるべきだ。
その出来具合が来る参院選勝利にも繋がり「お膳立て」が整うというものだ。
何、焦ることはないよ。
石破内閣はまだまだ混乱が続く。
「果報は寝て待て」という諺もある。
立憲民主党だって二度と失敗、失望は許されないからね。
連立なんて期待するのではなく単独で政権を獲るくらいの意気込みが欲しい。
それはもう夢ではないところまで来ているのだ。



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